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「千と千尋の神隠し」の都市伝説や謎について何でも答えてくwww【金曜ロードSHOW│裏話・考察・ネタバレ注意】
引用元:http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/news4viptasu/1414062962/
1: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 20:16:02.21 ID:RLJIi2DK0.net
けっきょく正解かはわからない一意見に過ぎないけど
いちおう自分の中で整理はついてるつもり
なんかあればカモン
いちおう自分の中で整理はついてるつもり
なんかあればカモン
『千と千尋の神隠し』(せんとちひろのかみかくし、英題:Spirited Away)は、スタジオジブリの長編アニメーション映画。監督は宮崎駿。2001年7月20日に日本公開。興行収入300億円を超えた日本歴代興行収入第1位の大ヒット作品である。
千と千尋の神隠しwikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%83%E3%81%A8%E5%8D%83%E5%B
金曜ロードSHOW!で放送
11月21日(金)19:56~22:54
千尋(柊瑠美) ハク(入野自由) 湯婆婆(夏木マリ) お父さん(内藤剛志) お母さん(沢口靖子) 青蛙(我修院達也) 坊(神木隆之介) リン(玉井夕海) 番台蛙(大泉洋) 河の神(はやし・こば) 父役(上條恒彦) 兄役(小野武彦) 釜爺(菅原文太)
宮崎駿監督アカデミー名誉賞受賞を記念して、今再び讃えたい奇跡の大傑作! 不思議な街の不思議な出来事…世界が絶賛する少女の成長物語。
http://kinro.jointv.jp/
http://kinro.jointv.jp/chihiro
千と千尋の神隠しwikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%83%E3%81%A8%E5%8D%83%E5%B
金曜ロードSHOW!で放送
11月21日(金)19:56~22:54
千尋(柊瑠美) ハク(入野自由) 湯婆婆(夏木マリ) お父さん(内藤剛志) お母さん(沢口靖子) 青蛙(我修院達也) 坊(神木隆之介) リン(玉井夕海) 番台蛙(大泉洋) 河の神(はやし・こば) 父役(上條恒彦) 兄役(小野武彦) 釜爺(菅原文太)
宮崎駿監督アカデミー名誉賞受賞を記念して、今再び讃えたい奇跡の大傑作! 不思議な街の不思議な出来事…世界が絶賛する少女の成長物語。
http://kinro.jointv.jp/
http://kinro.jointv.jp/chihiro
なんで千尋は両親の豚がここにはいないとわかったの?
6: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 20:30:46.57 ID:RLJIi2DK0.net
>>2
長くなるので一言で言うと、銭婆に髪留めで「標付け」されていたから
「千尋はこの世界での役割を果たしました」っていう印によって、
千尋は油屋の世界から遠ざかって、「豚」を「両親」と同一ととらえる世界観から追放されたんだ
以下に長いちゃんとした説明書くから気が向いたら読んでね
長くなるので一言で言うと、銭婆に髪留めで「標付け」されていたから
「千尋はこの世界での役割を果たしました」っていう印によって、
千尋は油屋の世界から遠ざかって、「豚」を「両親」と同一ととらえる世界観から追放されたんだ
以下に長いちゃんとした説明書くから気が向いたら読んでね
9: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 20:38:52.24 ID:RLJIi2DK0.net
>>2
この案は物語論に基づいたうえで考察したものなんだけど、
考察のプロセスについては長すぎるので省くね
結果だけ聞いてふ~んと思ってもらえれば
千尋があの世界に呼ばれたのは、「ハク」(≒社畜、自分の名前も忘れる)と
「カオナシ(と、坊と湯バード)」(≒ニート、社会に自分の居場所なし)を救うためだ
「勤労」という基準で、社会における自分の立ち位置を見失ってる人たちを救うのは
まだ勤労していない(社会参加)子供でなくてはならなかったんだね
銭婆のシーンで千尋は「カオナシ(と坊と湯バード)」を仕事まで導いてあげた
現代的な言い方をすれば職を、すなわち社会における居場所を斡旋してあげたんだ
そういう「あの世界での課題」を、この人はこなしましたよ、っていう証明をもらって
千尋は帰る準備ができたんだよ
この案は物語論に基づいたうえで考察したものなんだけど、
考察のプロセスについては長すぎるので省くね
結果だけ聞いてふ~んと思ってもらえれば
千尋があの世界に呼ばれたのは、「ハク」(≒社畜、自分の名前も忘れる)と
「カオナシ(と、坊と湯バード)」(≒ニート、社会に自分の居場所なし)を救うためだ
「勤労」という基準で、社会における自分の立ち位置を見失ってる人たちを救うのは
まだ勤労していない(社会参加)子供でなくてはならなかったんだね
銭婆のシーンで千尋は「カオナシ(と坊と湯バード)」を仕事まで導いてあげた
現代的な言い方をすれば職を、すなわち社会における居場所を斡旋してあげたんだ
そういう「あの世界での課題」を、この人はこなしましたよ、っていう証明をもらって
千尋は帰る準備ができたんだよ
10: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 20:40:12.22 ID:BTq6YMjdO.net
13: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 20:45:59.68 ID:RLJIi2DK0.net
>>10
ハクがあの先どうなったかはまったく示されていないと思う
そもそも川自体が取り壊されてしまったんだから、千尋の世界には実体としてはもう戻れないんだ
でもハクは「湯婆婆のところはやめる、そのあとはなんとかするさ」みたいなことを言っているので
何らかのアテはあるのかもしれない たとえば一介の魑魅魍魎として別のところで働くとかね
いつか別のものの神様として生まれ変われるなら、千尋にも会えるかもしれないね
まったく関係ないけど、千尋とハクの関係は
DQ6の主人公とバーバラの関係にとてもよく似ている
片方は自分が誰かを思い出して、しかも実体を取り戻したけど、
もう片方は自分が誰かを思い出しても、実体はもう地上に存在しないんだ
ハクがあの先どうなったかはまったく示されていないと思う
そもそも川自体が取り壊されてしまったんだから、千尋の世界には実体としてはもう戻れないんだ
でもハクは「湯婆婆のところはやめる、そのあとはなんとかするさ」みたいなことを言っているので
何らかのアテはあるのかもしれない たとえば一介の魑魅魍魎として別のところで働くとかね
いつか別のものの神様として生まれ変われるなら、千尋にも会えるかもしれないね
まったく関係ないけど、千尋とハクの関係は
DQ6の主人公とバーバラの関係にとてもよく似ている
片方は自分が誰かを思い出して、しかも実体を取り戻したけど、
もう片方は自分が誰かを思い出しても、実体はもう地上に存在しないんだ
14: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 20:51:34.61 ID:BTq6YMjdO.net
>>13
他のところで働くってなると湯屋以外にも
働き口があるってことか
転生って考え方があの世界にもあるかわからんけど
他のところで働くってなると湯屋以外にも
働き口があるってことか
転生って考え方があの世界にもあるかわからんけど
15: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 20:52:24.30 ID:RLJIi2DK0.net
>>2の質問を別の角度からもう少し詳しく答えてみようと思う
長いので気が向いたら読んでね
自分の考察は、千と千尋のシナリオをプロップの「物語の類型」にあてはめることで成立している
プロップを知らなければググればすぐ出てくるよ
簡単に言うと、「物語というのは、シナリオ上の機能の組み合わせだ」と主張した人で
物語っていうのは「(姫がさらわれるなどの)欠如」「(さらった奴のアジトへの)出発」
「(魔法のアイテムの)獲得」「(魔法のアイテム、DQ3でいうラーミアみたいなものによる)アジトまでの移動」
「敵対者との闘争」「勝利」「帰還」…
みたいなそれぞれの「機能」の組み合わせによって成り立つと考えていたんだ
(読んでる人がいるかもわからないけど続く)
長いので気が向いたら読んでね
自分の考察は、千と千尋のシナリオをプロップの「物語の類型」にあてはめることで成立している
プロップを知らなければググればすぐ出てくるよ
簡単に言うと、「物語というのは、シナリオ上の機能の組み合わせだ」と主張した人で
物語っていうのは「(姫がさらわれるなどの)欠如」「(さらった奴のアジトへの)出発」
「(魔法のアイテムの)獲得」「(魔法のアイテム、DQ3でいうラーミアみたいなものによる)アジトまでの移動」
「敵対者との闘争」「勝利」「帰還」…
みたいなそれぞれの「機能」の組み合わせによって成り立つと考えていたんだ
(読んでる人がいるかもわからないけど続く)
19: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 21:00:09.75 ID:RLJIi2DK0.net
>>14
いちおう油屋近辺だけでも飲み屋なんかもあるしね
飲み屋で働くハクってなんか面白いけど
(>>15つづき)
で、>>2の言ってくれた「千尋が両親を選ぶ」場面は
プロップが材料にしたロシア民話の機能で言うと「難題」にあたる
要するに、悪いドラゴンを倒してお姫様をお返ししたけれど
王様は言うわけだ「ホントーにお前がお姫様を救ったやつなのか? 証拠を見せろ」
そして主人公は自己証明をするんだ
それはドラゴンにつけられた額の傷だったり、腕の傷にお姫様が巻いてくれたハンカチだったりする
お姫様が「おぉ、この傷(ハンカチ)…ということはまさにあなたは○○様!」
ということでお姫様と結婚する
自分の仮説は、千と千尋のシナリオはこういう民話的機能に
しっかりなぞらえてつくってある、ということ
すなわち「銭婆の家」というラストダンジョンで、
「カオナシを職に就かせ、居場所を与える」
(ついでにその後ハクの名も取り戻させる)というミッションを無事こなした千尋は、
「これをこなしたのは間違いなくアナタです、カオナシが自分で作った髪飾りをあげよう
これをつけると世界から遠ざかって、両親が豚ではないことがわかるよ」という風に
魔法のアイテムで「標づけ」(これも機能のひとつ)されるわけです
つまり湯婆婆の難題は、
あの世界でこなすべきことを終えたやつなら
誰でもクリアできるものなんだ、最初からそういう風な契約なんだ
いちおう油屋近辺だけでも飲み屋なんかもあるしね
飲み屋で働くハクってなんか面白いけど
(>>15つづき)
で、>>2の言ってくれた「千尋が両親を選ぶ」場面は
プロップが材料にしたロシア民話の機能で言うと「難題」にあたる
要するに、悪いドラゴンを倒してお姫様をお返ししたけれど
王様は言うわけだ「ホントーにお前がお姫様を救ったやつなのか? 証拠を見せろ」
そして主人公は自己証明をするんだ
それはドラゴンにつけられた額の傷だったり、腕の傷にお姫様が巻いてくれたハンカチだったりする
お姫様が「おぉ、この傷(ハンカチ)…ということはまさにあなたは○○様!」
ということでお姫様と結婚する
自分の仮説は、千と千尋のシナリオはこういう民話的機能に
しっかりなぞらえてつくってある、ということ
すなわち「銭婆の家」というラストダンジョンで、
「カオナシを職に就かせ、居場所を与える」
(ついでにその後ハクの名も取り戻させる)というミッションを無事こなした千尋は、
「これをこなしたのは間違いなくアナタです、カオナシが自分で作った髪飾りをあげよう
これをつけると世界から遠ざかって、両親が豚ではないことがわかるよ」という風に
魔法のアイテムで「標づけ」(これも機能のひとつ)されるわけです
つまり湯婆婆の難題は、
あの世界でこなすべきことを終えたやつなら
誰でもクリアできるものなんだ、最初からそういう風な契約なんだ
23: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 21:13:11.33 ID:RLJIi2DK0.net
(>>19つづき)
これをもうワンステップ発展させて考えると、
そもそも湯婆婆の契約それ自体が、そういう性質のものである可能性もある
つまり油屋にいる誰もが「その世界でなすべきことをなせば、油屋の契約を捨てて自由に働ける」
だからハクは、湯婆婆との契約を切る話をしてる時に
「平気さ、もう名前を取り戻したんだから」って言ってる
これが意味するのは、油屋は「道に迷った人間や神様が自分を再発見する社会装置」ということ
つまり油屋は自分(の適性)を見つけられる場所、職業斡旋場、ハローワークなのだ!
…なんて、これは根拠が薄いけど、湯婆婆の契約が千尋の難題解決でポンと解除された理由の説明はつく
湯婆婆はハロワの職員だっていうトンデモ説ねw
(とりあえず>>2への回答終わり、読んでくれた人いたらありがと!)
これをもうワンステップ発展させて考えると、
そもそも湯婆婆の契約それ自体が、そういう性質のものである可能性もある
つまり油屋にいる誰もが「その世界でなすべきことをなせば、油屋の契約を捨てて自由に働ける」
だからハクは、湯婆婆との契約を切る話をしてる時に
「平気さ、もう名前を取り戻したんだから」って言ってる
これが意味するのは、油屋は「道に迷った人間や神様が自分を再発見する社会装置」ということ
つまり油屋は自分(の適性)を見つけられる場所、職業斡旋場、ハローワークなのだ!
…なんて、これは根拠が薄いけど、湯婆婆の契約が千尋の難題解決でポンと解除された理由の説明はつく
湯婆婆はハロワの職員だっていうトンデモ説ねw
(とりあえず>>2への回答終わり、読んでくれた人いたらありがと!)
25: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 21:22:53.06 ID:xCe0tFjn0.net
29: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 21:33:28.53 ID:RLJIi2DK0.net
>>25
いや、単純に
・千尋が難題をクリアする(=この世界でなすべきことを果たす)と契約が解けるのか
・なぜハクは「名前を取り戻したから」契約が解けると思っているのか
から推測しただけだから、申し訳ないながらあんまり深くは考えてないんだけど
神にするとは限らないかな、千尋は人間のままだし
DQ6ってやったことあったりしない?なければ軽く説明させてもらうと、
主人公は実体から離れた精神体の状態で「夢の世界」に生きてて、
シナリオはおおまかにいってこの主人公が「現実世界」の現実の自分を探して一体化する話なのね
千尋もハクも、油屋の世界に呼ばれるようにやってきた挙句
名前を一度奪われて働かされてしまった
でもいろいろやって、名前と「自分が何者であるか」「自分が社会の中で何ができるか」を再発見するんだ
このプロセスは、DQ6で主人公が「現実世界」の自分を発見するのとよく似ている
湯婆婆の契約とは、その自己再発見の手助けなのかもしれないな、ってところかな
いや、単純に
・千尋が難題をクリアする(=この世界でなすべきことを果たす)と契約が解けるのか
・なぜハクは「名前を取り戻したから」契約が解けると思っているのか
から推測しただけだから、申し訳ないながらあんまり深くは考えてないんだけど
神にするとは限らないかな、千尋は人間のままだし
DQ6ってやったことあったりしない?なければ軽く説明させてもらうと、
主人公は実体から離れた精神体の状態で「夢の世界」に生きてて、
シナリオはおおまかにいってこの主人公が「現実世界」の現実の自分を探して一体化する話なのね
千尋もハクも、油屋の世界に呼ばれるようにやってきた挙句
名前を一度奪われて働かされてしまった
でもいろいろやって、名前と「自分が何者であるか」「自分が社会の中で何ができるか」を再発見するんだ
このプロセスは、DQ6で主人公が「現実世界」の自分を発見するのとよく似ている
湯婆婆の契約とは、その自己再発見の手助けなのかもしれないな、ってところかな
16: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 20:52:53.62 ID:IvX3jG2G0.net
なんで橋を渡るときに息をしちゃだめだったの?
17: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 20:54:15.45 ID:xCe0tFjn0.net
18: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 20:54:28.23 ID:i4L5AMv8O.net
湯バードなの?
湯ばぁば(婆)だと思ってたんだが
湯ばぁば(婆)だと思ってたんだが
21: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 21:06:29.60 ID:RLJIi2DK0.net
>>16
民俗学には「姥皮」というアイテムがある
たとえば女の子が妖怪の群れに入るときなんかに、ばあさんの皮を纏うんだ
そうすると妖怪は「なんだ、ババアか」と思って襲ってこない
ハクは千尋にとって「姥皮」の役目を象徴的に果たしたんじゃないかな
息をすることは生きること、その世界に存在することだ
千尋は一時的に存在を消して、ハクという姥皮に守られて(隠されて)いたのかもしれない
>>17
あれは駿さんの遊び心が失敗した例だと思ってる
駿さんとしては「同じシーンなのに、行くときは不安だからお母さんの腕を抱いてるように見えて、
帰る時は母に会えた喜びを満たすために抱いてるように見える!すげえ!」って
思ってほしかったんじゃないかな
クレショフの実験でググってみると駿さんのやりたかったことがこれじゃないかと思うんです
でも主に表情のせいで失敗しちゃったけど
>>18
ごめん、湯バードはあのハエみたいになっちゃってネズミになった坊と一緒にいた鳥です
民俗学には「姥皮」というアイテムがある
たとえば女の子が妖怪の群れに入るときなんかに、ばあさんの皮を纏うんだ
そうすると妖怪は「なんだ、ババアか」と思って襲ってこない
ハクは千尋にとって「姥皮」の役目を象徴的に果たしたんじゃないかな
息をすることは生きること、その世界に存在することだ
千尋は一時的に存在を消して、ハクという姥皮に守られて(隠されて)いたのかもしれない
>>17
あれは駿さんの遊び心が失敗した例だと思ってる
駿さんとしては「同じシーンなのに、行くときは不安だからお母さんの腕を抱いてるように見えて、
帰る時は母に会えた喜びを満たすために抱いてるように見える!すげえ!」って
思ってほしかったんじゃないかな
クレショフの実験でググってみると駿さんのやりたかったことがこれじゃないかと思うんです
でも主に表情のせいで失敗しちゃったけど
>>18
ごめん、湯バードはあのハエみたいになっちゃってネズミになった坊と一緒にいた鳥です
20: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 21:00:50.06 ID:2Z/HxIN70.net
今から風呂に入ろうと思ってたのに
22: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 21:07:27.40 ID:RLJIi2DK0.net
>>20
入るべし
僕でよければ洗わせてもらうよ
顔は千と千尋で言うと蛙だけど
入るべし
僕でよければ洗わせてもらうよ
顔は千と千尋で言うと蛙だけど
24: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 21:17:07.69 ID:2Z/HxIN70.net
じゃあ入ってくるけどその前に質問いい?
千尋じゃなくてハクのことでシナリオにあまりかかわってないかもしれないけど
なんでハクは湯婆婆に魔法教わったの?護身用?
千尋じゃなくてハクのことでシナリオにあまりかかわってないかもしれないけど
なんでハクは湯婆婆に魔法教わったの?護身用?
27: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 21:26:22.62 ID:RLJIi2DK0.net
>>24
質問ありがと~
考えたことない疑問だったけど面白いね
あくまでシナリオ論として考えると、「魔法」はどちらかというとシナリオ上では否定されている
銭婆が髪留めについて「魔法で作ったんじゃ意味がないからね」って言ってるね
つまり「勤労」をテーマにしているとする考え方にこれを当て嵌めると、
「魔法」って心をこめないで製造する、言ってみれば大量生産の機械だ
駿さんの思想がここに現れているかもね
ハクは川の神様で、何百年と生きたかもしれない
どちらかというと「機械」「文明」的なものの対極にあった神だ
けれどハクはおそらく土地利用で、機械によってあっという間に埋められてしまったんだ
呆気にとられたハクに「機械」「文明」である「魔法」に関わってみようという気持ちが生まれてもおかしくないかもしれないね
質問ありがと~
考えたことない疑問だったけど面白いね
あくまでシナリオ論として考えると、「魔法」はどちらかというとシナリオ上では否定されている
銭婆が髪留めについて「魔法で作ったんじゃ意味がないからね」って言ってるね
つまり「勤労」をテーマにしているとする考え方にこれを当て嵌めると、
「魔法」って心をこめないで製造する、言ってみれば大量生産の機械だ
駿さんの思想がここに現れているかもね
ハクは川の神様で、何百年と生きたかもしれない
どちらかというと「機械」「文明」的なものの対極にあった神だ
けれどハクはおそらく土地利用で、機械によってあっという間に埋められてしまったんだ
呆気にとられたハクに「機械」「文明」である「魔法」に関わってみようという気持ちが生まれてもおかしくないかもしれないね
28: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 21:28:01.06 ID:5eU+HAWN0.net
31: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 21:37:18.75 ID:RLJIi2DK0.net
>>28
おぉー!? 言われてみればそうかも?
と思って確認したら、千尋が息を止めてるシーン(カオナシ初登場)で一緒に映っているかな!
でも「ハク」と「カオナシ」が一対のものだとしたら、そういうギミックも考えられるよね!
おぉー!? 言われてみればそうかも?
と思って確認したら、千尋が息を止めてるシーン(カオナシ初登場)で一緒に映っているかな!
でも「ハク」と「カオナシ」が一対のものだとしたら、そういうギミックも考えられるよね!
36: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 22:04:50.00 ID:5eU+HAWN0.net
>>31
そのシーンだけなんだよね
それに
お互いがお互いを認識しているわけでもないし、二人の会話もまったくないんだよね
そのシーンだけなんだよね
それに
お互いがお互いを認識しているわけでもないし、二人の会話もまったくないんだよね
37: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 22:11:07.89 ID:A54M3wPr0.net
>>36
確かにそうだね…ハク=カオナシと解釈してもいいし、
少なくとも千尋にとっては同列の存在であることは
示唆されているのかも
確かにそうだね…ハク=カオナシと解釈してもいいし、
少なくとも千尋にとっては同列の存在であることは
示唆されているのかも
30: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 21:36:56.38 ID:fze3YXRl0.net
あの世界はそもそも何?
現実とは全く別物?時間軸的な意味でも
現実とは全く別物?時間軸的な意味でも
32: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 21:43:33.48 ID:RLJIi2DK0.net
>>30
いろいろな答え方があるので、シナリオ解析からわかることだけをお話すると
「社会における自分の立ち位置に迷った人/モノ/神が、自分を再発見するツール」であることは確かかと思う!
ハクとカオナシはそれぞれ上述したとおり、
千尋はこれまで触れてなかったけど彼女の問題は「転校」だ
つまり新しい環境=新しい社会でまだ立ち位置を獲得していない不安が、
彼女を油屋に導いたんだ
ちなみにこの「新しい学校で立ち位置を獲得していない」状態と、
子供ゆえに働いておらず「社会で立ち位置を獲得していない」状態は
意図的なシンクロがあると思われる
いろいろな答え方があるので、シナリオ解析からわかることだけをお話すると
「社会における自分の立ち位置に迷った人/モノ/神が、自分を再発見するツール」であることは確かかと思う!
ハクとカオナシはそれぞれ上述したとおり、
千尋はこれまで触れてなかったけど彼女の問題は「転校」だ
つまり新しい環境=新しい社会でまだ立ち位置を獲得していない不安が、
彼女を油屋に導いたんだ
ちなみにこの「新しい学校で立ち位置を獲得していない」状態と、
子供ゆえに働いておらず「社会で立ち位置を獲得していない」状態は
意図的なシンクロがあると思われる
33: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 21:43:36.54 ID:xCe0tFjn0.net
湯婆婆と銭婆婆は何者なの?
私たちは元々二人でひとりとか言ってたけど。
私たちは元々二人でひとりとか言ってたけど。
34: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 21:51:37.16 ID:RLJIi2DK0.net
>>33
銭婆が言っていたのは「私たちもともと二人で一人前なの」ってセリフだね!
湯婆婆と銭婆という2人のキャラクターを駿さんが配置した理由を、
「勤労」がテーマだとして推し測ってみると、
「雇用主」と「母」を同一人格(双子だけど)として表現し、
その上でそれぞれの二面性を描きたかったのかな、とも思う
つまり、湯婆婆と銭婆はどちらも雇用主であり、母(祖母)なんだ
湯婆婆はハクや千はじめ油屋のスタッフに対し雇用主で、坊に対して母だ
銭婆は千尋におばあちゃんと呼ばれ(おそらく坊や湯バードにもそうして慕われ)、
カオナシに対しては最後雇用主みたいなものになる
「雇用主」と「母」が同じ存在たりえるのは、
「ハク」(≒社畜)が「雇用主」に依存し、
「カオナシ」(≒ニート)が「母」に依存しているから
つまり駿さんは
雇用主-社畜
母-ニート
の関係を対応するものとして見ているのかもしれない…なんて思ったけど
ごめん、まとまってない議論しか出てこないやw
銭婆が言っていたのは「私たちもともと二人で一人前なの」ってセリフだね!
湯婆婆と銭婆という2人のキャラクターを駿さんが配置した理由を、
「勤労」がテーマだとして推し測ってみると、
「雇用主」と「母」を同一人格(双子だけど)として表現し、
その上でそれぞれの二面性を描きたかったのかな、とも思う
つまり、湯婆婆と銭婆はどちらも雇用主であり、母(祖母)なんだ
湯婆婆はハクや千はじめ油屋のスタッフに対し雇用主で、坊に対して母だ
銭婆は千尋におばあちゃんと呼ばれ(おそらく坊や湯バードにもそうして慕われ)、
カオナシに対しては最後雇用主みたいなものになる
「雇用主」と「母」が同じ存在たりえるのは、
「ハク」(≒社畜)が「雇用主」に依存し、
「カオナシ」(≒ニート)が「母」に依存しているから
つまり駿さんは
雇用主-社畜
母-ニート
の関係を対応するものとして見ているのかもしれない…なんて思ったけど
ごめん、まとまってない議論しか出てこないやw
35: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 22:00:03.44 ID:RLJIi2DK0.net
時間ができたので、千と千尋を
「現実的なシナリオ」として考えたらどんなものになるんだろう?
ということを書いてみようと思います
つまり映画で表現されていることはすべて、現実で起こっていることの
「婉曲表現」なんだ!
ほんとうのシナリオは奥のほうにしまって隠しているけど、
それを映画中のヒントから導き出すとこういうものになるんだ!
と決めつけて、シナリオを妄想してみること
そうすると、千尋の視点からいうとこんなシナリオが浮かび上がってきます
これが正解だ!というものではなく「どうしても具体的なシナリオが欲しい人は
こんなふうにも考えられるよ」といったニュアンスのものです!
つまりこれは、これまで自分が書いてきたシナリオ解析とは別ものです。
興味があればぜひ!
「小学生」であり、「社会的な地位を獲得していない転校生」であるところの
千尋が意味しているのは、社会に参加していない人物です。
それがニートであるという意味なのか、まだ学生身分なのかはともかく、
社会の中に自分の居場所を見つけ出せないでいる人物です。
この人物が行動を起こすきっかけになったのは、
「両親が豚になる」で表された事象です。
「無銭飲食」「豚…ブタ箱」という言葉の連想から、
両親は「犯罪を犯して監獄行きになった」とでも解釈できるでしょう。
(つづく)
「現実的なシナリオ」として考えたらどんなものになるんだろう?
ということを書いてみようと思います
つまり映画で表現されていることはすべて、現実で起こっていることの
「婉曲表現」なんだ!
ほんとうのシナリオは奥のほうにしまって隠しているけど、
それを映画中のヒントから導き出すとこういうものになるんだ!
と決めつけて、シナリオを妄想してみること
そうすると、千尋の視点からいうとこんなシナリオが浮かび上がってきます
これが正解だ!というものではなく「どうしても具体的なシナリオが欲しい人は
こんなふうにも考えられるよ」といったニュアンスのものです!
つまりこれは、これまで自分が書いてきたシナリオ解析とは別ものです。
興味があればぜひ!
「小学生」であり、「社会的な地位を獲得していない転校生」であるところの
千尋が意味しているのは、社会に参加していない人物です。
それがニートであるという意味なのか、まだ学生身分なのかはともかく、
社会の中に自分の居場所を見つけ出せないでいる人物です。
この人物が行動を起こすきっかけになったのは、
「両親が豚になる」で表された事象です。
「無銭飲食」「豚…ブタ箱」という言葉の連想から、
両親は「犯罪を犯して監獄行きになった」とでも解釈できるでしょう。
(つづく)
38: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 22:16:04.45 ID:A54M3wPr0.net
>>35の続きを書いていたんですが消えちゃったので短くまとめるだけにします!
「千尋」で表された人物は、「ハク」で表された人物の誘いで
「油屋」で表されたあるお店で働き、そこで(たとえ自分の望まぬ就職先であっても)
「勤労とは何か」という観念を培うことになります。
(飲食店でも旅館でもよかったのに、あえて邪推を呼びそうな「銭湯」にしたということから、
駿さんは「セクシャルなサービスのお店と考えてもらっても構わないよ」くらいには思っていそうです)
だいたいこんな感じです
見てくれた人がいるかはわからないけど!
「千尋」で表された人物は、「ハク」で表された人物の誘いで
「油屋」で表されたあるお店で働き、そこで(たとえ自分の望まぬ就職先であっても)
「勤労とは何か」という観念を培うことになります。
(飲食店でも旅館でもよかったのに、あえて邪推を呼びそうな「銭湯」にしたということから、
駿さんは「セクシャルなサービスのお店と考えてもらっても構わないよ」くらいには思っていそうです)
だいたいこんな感じです
見てくれた人がいるかはわからないけど!
39: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 22:16:37.54 ID:2Z/HxIN70.net
千と千尋だけでなくジブリは考察多いけど
キャラに色んな意味をあてはめてもあべこべにならないのは
作中でキャラクターの行動や考えがちゃんと一貫してるからなんだろうなと思う
キャラに色んな意味をあてはめてもあべこべにならないのは
作中でキャラクターの行動や考えがちゃんと一貫してるからなんだろうなと思う
42: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 22:18:32.83 ID:A54M3wPr0.net
>>39
それは間違いないね。駿さんはキャラクターを無駄に量産したりしないで、
シナリオ上の「機能」を果たすものとしてきちんと取り扱っているから、
行動や性格に矛盾が出ないのかなと思う!
それは間違いないね。駿さんはキャラクターを無駄に量産したりしないで、
シナリオ上の「機能」を果たすものとしてきちんと取り扱っているから、
行動や性格に矛盾が出ないのかなと思う!
41: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 22:17:25.51 ID:F/MyiHHEO.net
45: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 22:22:21.60 ID:A54M3wPr0.net
質問もうないかなと思ったらあって嬉しい!
>>41
シナリオ解析からはそこまでは見えてこないな…。
ただ駿さんが描きたかったもの(坊でいうと「母に甘えたニート」)を想像して、
そこから逆算して考えると、シナリオ上必要だったのは「家族」の姿ではなく、
「母子」だったのではないかと思われる。
ゆえに、物語の中で父は出る幕がなかったんじゃないかな。
強いて言うなら甘やかされてる坊を叱ってあげた千尋こそが、
坊にとっての象徴的な父親の役割を果たしているともいえる。
>>41
シナリオ解析からはそこまでは見えてこないな…。
ただ駿さんが描きたかったもの(坊でいうと「母に甘えたニート」)を想像して、
そこから逆算して考えると、シナリオ上必要だったのは「家族」の姿ではなく、
「母子」だったのではないかと思われる。
ゆえに、物語の中で父は出る幕がなかったんじゃないかな。
強いて言うなら甘やかされてる坊を叱ってあげた千尋こそが、
坊にとっての象徴的な父親の役割を果たしているともいえる。
43: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 22:19:44.84 ID:403Nf/Pi0.net
侍やエボシなんかは渡来した弥生人の末裔
弥生人との戦いに破れ、東北に逃れ細々と暮らしているのがアシタカとその村人など縄文人の末裔
弥生人との戦いに破れ、東北に逃れ細々と暮らしているのがアシタカとその村人など縄文人の末裔
44: 厨房@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 22:22:15.40 ID:kq+HM/dz0.net
46: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 22:27:13.95 ID:A54M3wPr0.net
>>43
もののけ姫はほとんど網野義彦という歴史家の歴史観で説明できると思ってる!
つまり網野以前の、戦国時代の歴史観というのは(これは現在も俗的には引き継がれている部分があるけど)、
日本人というのは、天皇や貴族(武士)以外は均一な農民ばかりだという史観なんだ。
けれど網野が提唱したのは、そうした定住農民の他にも「漂泊民」という人々がいて
そうした多様な人々がそれぞれ社会を構成していたのが日本社会なんだよ、ということなんだ!
>>44
自分もめちゃめちゃかわいいとおもうよ!
いわゆるところの日本人らしさが凝縮されたような、
「あ~わかるわかるこういう子いる! むしろ自分!」ってなる感じの女の子だよね
もののけ姫はほとんど網野義彦という歴史家の歴史観で説明できると思ってる!
つまり網野以前の、戦国時代の歴史観というのは(これは現在も俗的には引き継がれている部分があるけど)、
日本人というのは、天皇や貴族(武士)以外は均一な農民ばかりだという史観なんだ。
けれど網野が提唱したのは、そうした定住農民の他にも「漂泊民」という人々がいて
そうした多様な人々がそれぞれ社会を構成していたのが日本社会なんだよ、ということなんだ!
>>44
自分もめちゃめちゃかわいいとおもうよ!
いわゆるところの日本人らしさが凝縮されたような、
「あ~わかるわかるこういう子いる! むしろ自分!」ってなる感じの女の子だよね
47: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 22:29:57.85 ID:2Z/HxIN70.net
千尋って湯屋にカオナシ入れちゃったらめっちゃ怒られてたよね
銭婆には受け入れてもらえたけど
1の考えであてはめるとハロワ就職失敗って感じか?
銭婆には受け入れてもらえたけど
1の考えであてはめるとハロワ就職失敗って感じか?
49: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 22:31:11.53 ID:2Z/HxIN70.net
いや、ちゃんと手続きすませてなかったからお客さんかと思ったら就活生かよって感じか?
48: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 22:30:30.30 ID:xCe0tFjn0.net
千尋がハクからもらったオニギリを泣きながら食べるシーンは印象的だけど、
あのシーンは他に何か意味ある?
あのシーンは他に何か意味ある?
52: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 22:41:54.56 ID:A54M3wPr0.net
>>47, >>49
千尋が「あの人油屋にいるから駄目なんだと思う」って言ってたのは、
自分は「あの人油屋に(客として)いるから駄目なんだと思う」って解釈してもいいかなと思ってる
人は単純にサービスを受ける客側でいる限り、社会に自分の居場所は持てないっていう駿さんの主張かも
自分に合う職場で働く側に回ってようやく、社会に立ち位置が獲得できるということかと
ちなみにカオナシがコミュ障ニートを表現しているとしたら、
銭婆という高齢者を対象に働く、というのは
駿さんの「無職は介護職で働きなさい」という主張を感じるのは…ちょっと想像の行き過ぎかな
>>48
あのシーンは、
・自分の名前を取り戻す
・自分のやるべきこと(親の解放)を認識する
という意味で、社会における自分の立ち位置を築くための
第一歩を踏み出すことを決意したシーンだ
就活で言えばリクナビに登録する、みたいな
でも特に深く考えることなく、そのまま受け取っていいシーンだと思う
異世界で勝手もわからず、がむしゃらに目の前のことをやっていて、
自分の立ち位置を再確認し、親がいないということと、
それでも自分を気にかけてくれる人がいるということで出た涙じゃないかな
千尋が「あの人油屋にいるから駄目なんだと思う」って言ってたのは、
自分は「あの人油屋に(客として)いるから駄目なんだと思う」って解釈してもいいかなと思ってる
人は単純にサービスを受ける客側でいる限り、社会に自分の居場所は持てないっていう駿さんの主張かも
自分に合う職場で働く側に回ってようやく、社会に立ち位置が獲得できるということかと
ちなみにカオナシがコミュ障ニートを表現しているとしたら、
銭婆という高齢者を対象に働く、というのは
駿さんの「無職は介護職で働きなさい」という主張を感じるのは…ちょっと想像の行き過ぎかな
>>48
あのシーンは、
・自分の名前を取り戻す
・自分のやるべきこと(親の解放)を認識する
という意味で、社会における自分の立ち位置を築くための
第一歩を踏み出すことを決意したシーンだ
就活で言えばリクナビに登録する、みたいな
でも特に深く考えることなく、そのまま受け取っていいシーンだと思う
異世界で勝手もわからず、がむしゃらに目の前のことをやっていて、
自分の立ち位置を再確認し、親がいないということと、
それでも自分を気にかけてくれる人がいるということで出た涙じゃないかな
50: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 22:31:54.97 ID:KdZO+4vY0.net
予備校生のころこんな話聞いた気がする
51: 厨房@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 22:41:14.51 ID:kq+HM/dz0.net
千と千尋がヒットした理由ってなんだと思う?
53: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 22:48:42.13 ID:A54M3wPr0.net
>>50
やっぱり千と千尋は考察のし甲斐があるよね!
宮崎駿さんとか、ドラクエの堀井雄二さんとか、村上春樹さんとかは
「物語の文法」を正しく理解している人たちだと思う
それが考察を呼ぶんだよね
>>51
「シナリオが物語の文法に基づいている」こと、
そしてそれが「隠されている」ことが重要だと思う
まず「シナリオが物語の文法に基づいている」ことだけど、
千と千尋を見て、ほんっとーになんの物語もないような映画だと思う人っていないと思うんだ
なんだか何かを象徴しているシーンな気がする。背後に何か統一感のあるストーリーがある気がする。
誰かに説明してもらえればスッキリわかりそうな気がする。そんな映画だと思う。
でもストーリーは「隠されている」。これもまた重要なことで、
真相やテーマが隠されてないストーリーって、広がりが限定されてしまって、
「何度も見よう」って思わないんだ。
「あれは何々っていうテーマがあって、犯人は誰々で、主人公はこう感じましたはいオシマイ!」という映画は
楽しいけど、二度目は楽しくない。
それよりも「あれはこういうテーマ…なのかな? このシーンはこれの象徴…なのかな? わかんないけどそんな気がするな…」というほうが、
見るたびに新しい発見があって、そこの想像に無限の広がりがある。これが大事だと思います。
あとはあの映画が好きな人だったら誰しも思うような、映像が素晴らしいとかノスタルジアの刺激の仕方がうますぎるとか音楽が最上級とかそういうところももちろんあります。
やっぱり千と千尋は考察のし甲斐があるよね!
宮崎駿さんとか、ドラクエの堀井雄二さんとか、村上春樹さんとかは
「物語の文法」を正しく理解している人たちだと思う
それが考察を呼ぶんだよね
>>51
「シナリオが物語の文法に基づいている」こと、
そしてそれが「隠されている」ことが重要だと思う
まず「シナリオが物語の文法に基づいている」ことだけど、
千と千尋を見て、ほんっとーになんの物語もないような映画だと思う人っていないと思うんだ
なんだか何かを象徴しているシーンな気がする。背後に何か統一感のあるストーリーがある気がする。
誰かに説明してもらえればスッキリわかりそうな気がする。そんな映画だと思う。
でもストーリーは「隠されている」。これもまた重要なことで、
真相やテーマが隠されてないストーリーって、広がりが限定されてしまって、
「何度も見よう」って思わないんだ。
「あれは何々っていうテーマがあって、犯人は誰々で、主人公はこう感じましたはいオシマイ!」という映画は
楽しいけど、二度目は楽しくない。
それよりも「あれはこういうテーマ…なのかな? このシーンはこれの象徴…なのかな? わかんないけどそんな気がするな…」というほうが、
見るたびに新しい発見があって、そこの想像に無限の広がりがある。これが大事だと思います。
あとはあの映画が好きな人だったら誰しも思うような、映像が素晴らしいとかノスタルジアの刺激の仕方がうますぎるとか音楽が最上級とかそういうところももちろんあります。
64: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 23:26:44.42 ID:xCe0tFjn0.net
>>53
隠されてるって重要だよね
マーニーは普通のアニメとしては良かったけど、最後の30分で絵描きのおばさんが全部説明しちゃうのが残念だった
隠されてるって重要だよね
マーニーは普通のアニメとしては良かったけど、最後の30分で絵描きのおばさんが全部説明しちゃうのが残念だった
63: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 23:26:06.68 ID:TwvACQyh0.net
67: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 23:32:14.68 ID:A54M3wPr0.net
>>63
カオナシに萌えられるなら、あなたは変態の道をなかなか極めた方とお見受けします
>>64
まったくその通り
ジブリの評論家気取りになる気はないんだけど、
駿さんの後継者には美術センスとかカリスマ性とかよりも、
物語をつくることの知識と技術が圧倒的に足りていないんだと思う
たぶんそれは、駿さんという人の絵描きとしての側面しか見えていないからなのかもしれない
ジブリがヒットしたのにはシナリオの部分も大きく貢献しているのに
カオナシに萌えられるなら、あなたは変態の道をなかなか極めた方とお見受けします
>>64
まったくその通り
ジブリの評論家気取りになる気はないんだけど、
駿さんの後継者には美術センスとかカリスマ性とかよりも、
物語をつくることの知識と技術が圧倒的に足りていないんだと思う
たぶんそれは、駿さんという人の絵描きとしての側面しか見えていないからなのかもしれない
ジブリがヒットしたのにはシナリオの部分も大きく貢献しているのに
55: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 22:55:41.70 ID:bkI2wZDX0.net
町山智浩の考察聞いたことある?
油屋は風俗店だっていう考察
油屋は風俗店だっていう考察
57: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 23:01:30.72 ID:A54M3wPr0.net
>>55
ネット上のだったらたぶんある!
油屋が風俗店っていうのはまったくもって自然な解釈だと思います
銭湯が風俗店と解釈されるであろうことなんて駿さんはもちろんわかっていたはずで、
そのうえで飲食店や旅館にせず銭湯にしたということは
「風俗と解釈してもらって結構ですよ」という気持ちがあると思うんだ
ネット上のだったらたぶんある!
油屋が風俗店っていうのはまったくもって自然な解釈だと思います
銭湯が風俗店と解釈されるであろうことなんて駿さんはもちろんわかっていたはずで、
そのうえで飲食店や旅館にせず銭湯にしたということは
「風俗と解釈してもらって結構ですよ」という気持ちがあると思うんだ
58: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 23:07:17.23 ID:xCe0tFjn0.net
>>57
じゃあ、なぜ湯屋にしたんだろうね
じゃあ、なぜ湯屋にしたんだろうね
60: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 23:14:19.28 ID:A54M3wPr0.net
>>58
>>55が紹介してくれた町山さんの評論読んでたら、
>風俗産業で働く少女を主人公にするというアイデアを出したのは鈴木敏夫プロデューサーで、
「人とちゃんと挨拶ができないような女の子がキャバクラで働くことで、
心を開く訓練になることがあるそうですよ」というようなことを宮崎監督に話したら、
「それだ!」とアニメの発想がひらめいたそうだ。
というのがあった。そもそも着想からして性産業みたいだね。
でもこの町山さんの主張にはいくつか好きになれないところがあって、
1.「湯女」という呼称が娼婦を表すことを論拠にしてるけど、そもそも「湯女」なんて言葉は劇中に出てこない。
2.そもそもこういうインタビューの出典をちゃんと出さない。
3.こういうのは曖昧に「こうなのかもなぁ…」ってのがいいのに、
>「そういう見方もある」だの「そういう解釈もある」だのというレベルではなく、「湯女」とは「娼婦」を意味する名詞なのだ。
と、自分のが唯一絶対の正解であるかのように考えるのがあんまり。
そもそも千尋が従事している職業が性産業であるかはそこまで重要ではなく、
どんな仕事であれ、それをこなすことで千尋が何を得たのか、をこそ重視すべきだというのが自分の意見。
>>55が紹介してくれた町山さんの評論読んでたら、
>風俗産業で働く少女を主人公にするというアイデアを出したのは鈴木敏夫プロデューサーで、
「人とちゃんと挨拶ができないような女の子がキャバクラで働くことで、
心を開く訓練になることがあるそうですよ」というようなことを宮崎監督に話したら、
「それだ!」とアニメの発想がひらめいたそうだ。
というのがあった。そもそも着想からして性産業みたいだね。
でもこの町山さんの主張にはいくつか好きになれないところがあって、
1.「湯女」という呼称が娼婦を表すことを論拠にしてるけど、そもそも「湯女」なんて言葉は劇中に出てこない。
2.そもそもこういうインタビューの出典をちゃんと出さない。
3.こういうのは曖昧に「こうなのかもなぁ…」ってのがいいのに、
>「そういう見方もある」だの「そういう解釈もある」だのというレベルではなく、「湯女」とは「娼婦」を意味する名詞なのだ。
と、自分のが唯一絶対の正解であるかのように考えるのがあんまり。
そもそも千尋が従事している職業が性産業であるかはそこまで重要ではなく、
どんな仕事であれ、それをこなすことで千尋が何を得たのか、をこそ重視すべきだというのが自分の意見。
59: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 23:10:28.30 ID:A6dO0vD60.net
湯屋が風俗店ということに関してどんな暗喩があると思う?
あと映画の中で赤が多く、また赤が強調されていると思うのは気のせい?
あと映画の中で赤が多く、また赤が強調されていると思うのは気のせい?
61: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 23:21:46.23 ID:A54M3wPr0.net
>>59
シナリオ解析からわかることは、働かず、社会において定位置にいなかった千尋が
「働く」ことによって居場所を得るということ。
そのためには「どんな仕事でも」やってみたほうがよい、ということかな。
いちおう町山さんが出典なしで紹介している「現代の女の子は、どこでも性産業みたいな状況で働いている」ということも、
納得することはできる。要するに就活なんかで、顔やスタイルもけっこう重要視される状況、ということを意味しているわけだよね。
赤に関していうと、まずシナリオ上の都合がどこまで影響を及ぼしているかは不確かだけど、
少なくとも最初のトンネルが赤(というかピンク)なのが、産道を象徴していると言えば、
それは説得力のある意見だと思う。
油屋の建物そのものなんかの赤色はどうだろうね。宮田昇さんの本だったかで、
赤は「魔的なものを全部追い払う色」で、だからこそ鳥居が赤なんだって読んだ気がするので、
その辺の解釈も可能ではあると思う!
シナリオ解析からわかることは、働かず、社会において定位置にいなかった千尋が
「働く」ことによって居場所を得るということ。
そのためには「どんな仕事でも」やってみたほうがよい、ということかな。
いちおう町山さんが出典なしで紹介している「現代の女の子は、どこでも性産業みたいな状況で働いている」ということも、
納得することはできる。要するに就活なんかで、顔やスタイルもけっこう重要視される状況、ということを意味しているわけだよね。
赤に関していうと、まずシナリオ上の都合がどこまで影響を及ぼしているかは不確かだけど、
少なくとも最初のトンネルが赤(というかピンク)なのが、産道を象徴していると言えば、
それは説得力のある意見だと思う。
油屋の建物そのものなんかの赤色はどうだろうね。宮田昇さんの本だったかで、
赤は「魔的なものを全部追い払う色」で、だからこそ鳥居が赤なんだって読んだ気がするので、
その辺の解釈も可能ではあると思う!
66: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 23:28:30.22 ID:A6dO0vD60.net
>>61
赤いのはそういう解釈もあるのか
ストーリーとは関係ないけど赤い理由に関してモニターまたはテレビの色温度の補正の関係とも聞いたことある
赤いのはそういう解釈もあるのか
ストーリーとは関係ないけど赤い理由に関してモニターまたはテレビの色温度の補正の関係とも聞いたことある
68: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 23:33:44.67 ID:A54M3wPr0.net
>>66
そうなんだ、スレ立てたお陰で色々勉強になるな
映画に限らずなにかを作るって、自分の作りたいものとそういう実際的な限界とのすり合わせをしていく作業でもあるよね
そうなんだ、スレ立てたお陰で色々勉強になるな
映画に限らずなにかを作るって、自分の作りたいものとそういう実際的な限界とのすり合わせをしていく作業でもあるよね
62: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 23:25:18.05 ID:tD7Mv1Rq0.net
そりゃそうだろ
子どもが大好きジブリのアニメ映画であからさまに「これ、性風俗産業なんで。それが元ネタなんで」なんて言ったら
バッシングしかないだろ
あえて観客にゆだねて、自らは言わないもんだと思う
子どもが大好きジブリのアニメ映画であからさまに「これ、性風俗産業なんで。それが元ネタなんで」なんて言ったら
バッシングしかないだろ
あえて観客にゆだねて、自らは言わないもんだと思う
65: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 23:28:00.05 ID:A54M3wPr0.net
>>62
駿さんというオッサン自身は言っちゃいそうなケがあるけどね。
鈴木さんや周りの人がちゃんと止めてくれるだろうw
でもおっしゃる通り、観客にゆだねて自らは何も言わないのが一番いいと思う
駿さんというオッサン自身は言っちゃいそうなケがあるけどね。
鈴木さんや周りの人がちゃんと止めてくれるだろうw
でもおっしゃる通り、観客にゆだねて自らは何も言わないのが一番いいと思う
73: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/24(金) 00:22:04.48 ID:FgVqo9e70.net
物語の最後、千尋がこっちに戻って来たとき車が荒れ果ててた様だったけど、あれは浦島太郎のような感じになってたんだろうか?
74: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/24(金) 00:26:09.47 ID:Ks8oJgUM0.net
>>73
向こうに一週間くらいはいたんじゃないかな?
千尋が初めて床拭いたり雑巾絞ったりしてるシーンで数日たってると思う
根拠は兄役が「リン、千、今日から大湯番だ」と言ってることで、
「今日から」ってことは千が働きはじめてから何日かたっていたんだろう
向こうに一週間くらいはいたんじゃないかな?
千尋が初めて床拭いたり雑巾絞ったりしてるシーンで数日たってると思う
根拠は兄役が「リン、千、今日から大湯番だ」と言ってることで、
「今日から」ってことは千が働きはじめてから何日かたっていたんだろう
78: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/24(金) 04:35:41.79 ID:iXKTD74d0.net
カオナシはなんで顔がないの?
また千尋に勝手に恋愛感情を抱いて
断られるとブチ切れる妖怪がカオナシである理由は?
また千尋に勝手に恋愛感情を抱いて
断られるとブチ切れる妖怪がカオナシである理由は?
83: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/24(金) 21:40:34.91 ID:RDUDZBfr0.net
>>78
「勤労」「社会参加」といったテーマを描こうという時にニート/引きこもりを意味するキャラクターが出て来るのは至極自然で、
社会参加するための「顔」、たとえば肩書きとか役職とか信念とか個性とか、
つまり「社会的自我」を持っていないということを表してるんじゃないかな
で、駿さんは油屋を風俗とかキャバクラとして捉えていたとすると、
カオナシはお店へ招き入れてくれた千に惚れてしまい、
指名して貢ごうとするわけだ
(ちょっとこの辺、駿さんという人の偏った、不正確なニート観が出ている気がするのは確か)
でも千はお断りするわけだね
関係ないけどカオナシ関連で、彼が高齢者たる銭婆のもとで働くことになるというのは
無職は介護施設で働け、と言っている風にも読み取れる
ここまで読んじゃうと政治的な色合いが濃すぎて作品を楽しめなくなって来るので、
言わないけど
「勤労」「社会参加」といったテーマを描こうという時にニート/引きこもりを意味するキャラクターが出て来るのは至極自然で、
社会参加するための「顔」、たとえば肩書きとか役職とか信念とか個性とか、
つまり「社会的自我」を持っていないということを表してるんじゃないかな
で、駿さんは油屋を風俗とかキャバクラとして捉えていたとすると、
カオナシはお店へ招き入れてくれた千に惚れてしまい、
指名して貢ごうとするわけだ
(ちょっとこの辺、駿さんという人の偏った、不正確なニート観が出ている気がするのは確か)
でも千はお断りするわけだね
関係ないけどカオナシ関連で、彼が高齢者たる銭婆のもとで働くことになるというのは
無職は介護施設で働け、と言っている風にも読み取れる
ここまで読んじゃうと政治的な色合いが濃すぎて作品を楽しめなくなって来るので、
言わないけど
76: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/24(金) 00:36:04.03 ID:+aigZXy/0.net
シナリオとは違うかもしれないけど
よく言われている台湾の九份は作品と無関係なの?
よく言われている台湾の九份は作品と無関係なの?
77: 未来の有名(仮) ◆/AH3zWo0xE @\(^o^)/ 2014/10/24(金) 00:56:48.34 ID:MSIMbPJE0.net
呼んでいる不思議と死んでいく不思議が謎(´Д` )ネムレンヤンケ
79: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/24(金) 04:47:16.35 ID:iDWAHxML0.net
終盤で電車に乗っているときの外の雰囲気、あれ好き。
どっか懐かしさと暖かさを感じるけど、物凄く淋しい気分になる。
ひさしぶりにdvdかりてこよー
どっか懐かしさと暖かさを感じるけど、物凄く淋しい気分になる。
ひさしぶりにdvdかりてこよー
80: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/24(金) 20:17:15.66 ID:qydN3HMn0.net
1は他のジブリの作品も考察してるの?
よかったら、ハウルとかポニョとかも解説してほしいです!
よかったら、ハウルとかポニョとかも解説してほしいです!
81: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/24(金) 20:29:22.40 ID:0wmMWW7G0.net
逆にハウルみたいな原作レイプは勘弁して欲しいわ
原作にはない意図を突っ込まないで欲しいと監督には言いたい
原作にはない意図を突っ込まないで欲しいと監督には言いたい
82: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/24(金) 20:56:40.24 ID:RDUDZBfr0.net
>>1です~昨日はありがとう
>>76
参考にした街だってよく聞くね
参考にしたってことでは東京に江戸東京たてもの園っていうのがあって、
いくつか参考にした建物があるみたいだからおすすめ
自分は近くに住んでるものでよく行きます!
>>77
不思議って怪奇とか妖怪、あるいはファンタジー全般のことを指してるのかね
そうすると死んでいく不思議っていうのはジブリアニメの多くに見られる、
自然と共に消滅していくファンタジーというモチーフとして解釈できるよね
もちろんこの歌詞を書いたのは駿さんじゃないだろうけど
>>79
わかる! 自分もあのシーンむっちゃくちゃ好き
電車から沼の底あたりは、「あぁ、死後の世界ってこういう胸が締め付けられるほどさびしいところなんだろうなぁ…」ていうのが
すごいピンとくる感じ
駿さんは一度死後の世界を見てきたことがあるのか? とすら思うw
>>80
うーん、考察してないことはないけど
他のジブリアニメはけっこうわかりやすかったり、
もうほかの人が言ってることが正しく思えちゃったりする感が
たとえばサツキとメイは一人の女の子のふたつの側面(大人と子供)を具体化させたものとか
そういう意味でメイは大人になっていくと同時にサツキによってインナーチャイルド化させられていく存在でもあるかな
ポニョもハウルもだけど、自分が想定している「物語」って
何かしらが欠落した主人公(能でいうシテ、トトロでいうサツキ)を
何かしらの出会いや出来事(能でいうワキ、トトロでいうトトロ)が解決に導いてあげるものってイメージなので、
ポニョやハウルの主人公たちがとくべつ何かに欠けているようには
あんまり思えなかったんだ
>>81
自分の意見は逆かな
原作をなぞるだけでは原作は越えられないわけで
一度駿さんが解釈して、駿さんのモノとして再構成された作品をこそ見たい
でなきゃ駿さんがわざわざアニメにする必要ってないと思うんだ
関係ないけど進撃の巨人の映画化なんかも、
藤原竜也さんでも主人公にして舞台を日本なんかにして思いっきり再構成してやればいいのにと
視聴者としては思ったり
>>76
参考にした街だってよく聞くね
参考にしたってことでは東京に江戸東京たてもの園っていうのがあって、
いくつか参考にした建物があるみたいだからおすすめ
自分は近くに住んでるものでよく行きます!
>>77
不思議って怪奇とか妖怪、あるいはファンタジー全般のことを指してるのかね
そうすると死んでいく不思議っていうのはジブリアニメの多くに見られる、
自然と共に消滅していくファンタジーというモチーフとして解釈できるよね
もちろんこの歌詞を書いたのは駿さんじゃないだろうけど
>>79
わかる! 自分もあのシーンむっちゃくちゃ好き
電車から沼の底あたりは、「あぁ、死後の世界ってこういう胸が締め付けられるほどさびしいところなんだろうなぁ…」ていうのが
すごいピンとくる感じ
駿さんは一度死後の世界を見てきたことがあるのか? とすら思うw
>>80
うーん、考察してないことはないけど
他のジブリアニメはけっこうわかりやすかったり、
もうほかの人が言ってることが正しく思えちゃったりする感が
たとえばサツキとメイは一人の女の子のふたつの側面(大人と子供)を具体化させたものとか
そういう意味でメイは大人になっていくと同時にサツキによってインナーチャイルド化させられていく存在でもあるかな
ポニョもハウルもだけど、自分が想定している「物語」って
何かしらが欠落した主人公(能でいうシテ、トトロでいうサツキ)を
何かしらの出会いや出来事(能でいうワキ、トトロでいうトトロ)が解決に導いてあげるものってイメージなので、
ポニョやハウルの主人公たちがとくべつ何かに欠けているようには
あんまり思えなかったんだ
>>81
自分の意見は逆かな
原作をなぞるだけでは原作は越えられないわけで
一度駿さんが解釈して、駿さんのモノとして再構成された作品をこそ見たい
でなきゃ駿さんがわざわざアニメにする必要ってないと思うんだ
関係ないけど進撃の巨人の映画化なんかも、
藤原竜也さんでも主人公にして舞台を日本なんかにして思いっきり再構成してやればいいのにと
視聴者としては思ったり
84: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/24(金) 22:00:58.07 ID:4sbIjiw30.net
千と千尋の神隠しって何度見ても飽きないよね
むしろ何度も見たい映画だと思う
むしろ何度も見たい映画だと思う
85: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/24(金) 22:13:56.68 ID:qcTT4uzf0.net
ハクはハンコを盗んだの?
湯婆婆がハンコを盗んでボロボロになったハクを見て
使い物にならないから処分しなって言ったのはなんで?
湯婆婆がハンコを盗んでボロボロになったハクを見て
使い物にならないから処分しなって言ったのはなんで?
87: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/24(金) 22:31:53.11 ID:J8MGvmwP0.net
千と千尋の髪隠しって最後どうなるの?
88: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/25(土) 00:30:26.23 ID:pbwizqqB0.net
すげーおもしれー
ずーっと読んでられるの初めてだわww
ずーっと読んでられるの初めてだわww
89: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/25(土) 00:34:03.34 ID:xTvEGwSM0.net
すごく面白い
凄い好きで色々疑問あるのにパッと出てこない
凄い好きで色々疑問あるのにパッと出てこない
90: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/25(土) 01:44:48.72 ID:pW4JDVUr0.net
>>84
まったく同意
スレ立てて懐かしくなったのでまた今日も見てしまった
やはり珠玉の名作だわ
>>85
うーん、湯婆婆はなんで銭婆の契約印が欲しかったんだろうね?
湯婆婆と銭婆の対立軸というのが自分の中ではいまひとつ整理がつかないんだ
ひとつ考えているのは、湯婆婆は魔法(≒機械による大型産業みたいな?)を用い、
それなりの規模の事業家として効率を重視するのに対し
銭婆は仕事において魔法を否定して、手作業による質を重視する、
そういう「雇用主」の持つふたつの側面が表されているのかな、とも取れるかな
ただ湯婆婆のところの労働形態を否定してしまうと千尋の就労経験も否定してしまうことになるので
テーマ的にあんまりそぐわないのが難点
どっちにしろ「ハク」を社畜というか、仕事に没入しすぎて自己を見失っている人として解釈するなら
その雇用主である「湯婆婆」は少なくともハクに対してはブラックな社長になるね
じっさい>>85が言及しているシーンでも、ハクを使い捨てのように扱っている
>>87
主人公の千尋に関していうなら、勤労というか、ともかく「自分で動く」ことによって
「自分の立ち位置を獲得する」その予行練習みたいなことを油屋の世界ではやったわけだ
千尋がそれを必要としたのはもちろん、目前に「新しい学校のクラスに溶け込む」というとても骨の折れる、あるいは油屋に行く前の千尋では無理な作業が控えていたから
それを踏まえたうえで「最後どうなるか」を推測すると、千尋は新しい学校でもそれなりにがんばってうまくやっていけるんじゃないかな
聞いた話だけど、じっさい千と千尋の英語字幕には最後に
「新しい学校でも、わたし大丈夫よ」みたいな、日本語版にはない台詞が
付け加えられているんだそうだ
この明らかな改変の是非はともかくとして、字幕を作った人はやはり
油屋での経験と転校先の環境というのはなんらかのリンクがあると見たんだね
>>88
マジでか!うれしー
もっと「妄想乙」「長い産業で」みたいな反応が返ってくるものとばかり思っていたから
いやいやありがとうね
>>89
ありがと!
千と千尋って「映像はいいけどシナリオがクソ」みたいな評価を受けることが多い気がしたから
一度こういうのを人に話してみたかったんだ
なにか浮かんだらなんでも言ってほしいよ~
まったく同意
スレ立てて懐かしくなったのでまた今日も見てしまった
やはり珠玉の名作だわ
>>85
うーん、湯婆婆はなんで銭婆の契約印が欲しかったんだろうね?
湯婆婆と銭婆の対立軸というのが自分の中ではいまひとつ整理がつかないんだ
ひとつ考えているのは、湯婆婆は魔法(≒機械による大型産業みたいな?)を用い、
それなりの規模の事業家として効率を重視するのに対し
銭婆は仕事において魔法を否定して、手作業による質を重視する、
そういう「雇用主」の持つふたつの側面が表されているのかな、とも取れるかな
ただ湯婆婆のところの労働形態を否定してしまうと千尋の就労経験も否定してしまうことになるので
テーマ的にあんまりそぐわないのが難点
どっちにしろ「ハク」を社畜というか、仕事に没入しすぎて自己を見失っている人として解釈するなら
その雇用主である「湯婆婆」は少なくともハクに対してはブラックな社長になるね
じっさい>>85が言及しているシーンでも、ハクを使い捨てのように扱っている
>>87
主人公の千尋に関していうなら、勤労というか、ともかく「自分で動く」ことによって
「自分の立ち位置を獲得する」その予行練習みたいなことを油屋の世界ではやったわけだ
千尋がそれを必要としたのはもちろん、目前に「新しい学校のクラスに溶け込む」というとても骨の折れる、あるいは油屋に行く前の千尋では無理な作業が控えていたから
それを踏まえたうえで「最後どうなるか」を推測すると、千尋は新しい学校でもそれなりにがんばってうまくやっていけるんじゃないかな
聞いた話だけど、じっさい千と千尋の英語字幕には最後に
「新しい学校でも、わたし大丈夫よ」みたいな、日本語版にはない台詞が
付け加えられているんだそうだ
この明らかな改変の是非はともかくとして、字幕を作った人はやはり
油屋での経験と転校先の環境というのはなんらかのリンクがあると見たんだね
>>88
マジでか!うれしー
もっと「妄想乙」「長い産業で」みたいな反応が返ってくるものとばかり思っていたから
いやいやありがとうね
>>89
ありがと!
千と千尋って「映像はいいけどシナリオがクソ」みたいな評価を受けることが多い気がしたから
一度こういうのを人に話してみたかったんだ
なにか浮かんだらなんでも言ってほしいよ~
92: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/25(土) 02:04:29.74 ID:pW4JDVUr0.net
ちなみに今日見返して発見した小ネタをいくつか書き込ませてください
これは全体のシナリオとはあんまり関係のないことだけど
・なぜ森の入り口に「神さまのおうち」があったか考えてみると、
森の正体はあまりにも明らかだったんだ、気づいてなかったけど
つまりあそこはもともと一種の聖域だったはずだ
しかしそれは忘れられ、入り口のところにあんな風に積み立てられてしまったんだね
・湯婆婆と銭婆には外見上の差異がまったくないんだ
(右手にはめている指輪の色まで一緒)
しかも、彼女たちが同時にカメラに映ることは一切ない
こうなると、両者がまったくの同一人物、なんて説まで唱えたっておかしくはなくなる
ふつうこういう双子キャラにはなんらかの印づけをするはずだからね
しないということは、実際に映画上同一人物かはともかく、象徴するものとしては同一人格なのだということを暗示しているのかと思う
・川の神様が帰った後に、カオナシが自分の手を見るシーンがある
→砂金を拾っていたのか(とすると、カオナシが砂金を出せるのはここでコピーしたから?
それまでそんなことができるそぶりはなかった)
あるいは「俺の腕から出るこれってみんながそんな欲しがるものなんだ…」的な意味合いかな?
・>>48も言及していたおにぎりのシーンだけど、
このスレの解釈的に言うならあれは「初任給」だ
湯婆婆から砂金をもらったわけじゃないけど、あのおにぎりは千が「がんばったこと」へのいわば褒賞として与えられたもの
「自ら動いて/働いて、金/ご飯を得て、生きる」という勤労のプロセスの中で、「生きる」を達成した瞬間だった
言ってみればひとまず1サイクルを終えたのであって、それゆえに安心して、一度心を落ち着けて
ようやく千尋は泣くことができたんだろう
これまではサイクルの最中だったわけだから、必死で涙なんか流していられなかったんだ
・ラストシーンの帰るとき、時計塔と続く門が、3日や1週間ではありえないほど荒廃している!
(なんでいままでこのことに気付かなかったのか!)
塗装はすべて落ち、木は茂りに茂った状態だ。これは、単純に「実は100年経ってました」なんてことではないと思うけど…
(シナリオ上、千尋は転校先に馴染まないといけないので、100年たっているとそれが達成できないんだ)
これはどういう意味と解釈すればいいかなぁ 難しいわ
これは全体のシナリオとはあんまり関係のないことだけど
・なぜ森の入り口に「神さまのおうち」があったか考えてみると、
森の正体はあまりにも明らかだったんだ、気づいてなかったけど
つまりあそこはもともと一種の聖域だったはずだ
しかしそれは忘れられ、入り口のところにあんな風に積み立てられてしまったんだね
・湯婆婆と銭婆には外見上の差異がまったくないんだ
(右手にはめている指輪の色まで一緒)
しかも、彼女たちが同時にカメラに映ることは一切ない
こうなると、両者がまったくの同一人物、なんて説まで唱えたっておかしくはなくなる
ふつうこういう双子キャラにはなんらかの印づけをするはずだからね
しないということは、実際に映画上同一人物かはともかく、象徴するものとしては同一人格なのだということを暗示しているのかと思う
・川の神様が帰った後に、カオナシが自分の手を見るシーンがある
→砂金を拾っていたのか(とすると、カオナシが砂金を出せるのはここでコピーしたから?
それまでそんなことができるそぶりはなかった)
あるいは「俺の腕から出るこれってみんながそんな欲しがるものなんだ…」的な意味合いかな?
・>>48も言及していたおにぎりのシーンだけど、
このスレの解釈的に言うならあれは「初任給」だ
湯婆婆から砂金をもらったわけじゃないけど、あのおにぎりは千が「がんばったこと」へのいわば褒賞として与えられたもの
「自ら動いて/働いて、金/ご飯を得て、生きる」という勤労のプロセスの中で、「生きる」を達成した瞬間だった
言ってみればひとまず1サイクルを終えたのであって、それゆえに安心して、一度心を落ち着けて
ようやく千尋は泣くことができたんだろう
これまではサイクルの最中だったわけだから、必死で涙なんか流していられなかったんだ
・ラストシーンの帰るとき、時計塔と続く門が、3日や1週間ではありえないほど荒廃している!
(なんでいままでこのことに気付かなかったのか!)
塗装はすべて落ち、木は茂りに茂った状態だ。これは、単純に「実は100年経ってました」なんてことではないと思うけど…
(シナリオ上、千尋は転校先に馴染まないといけないので、100年たっているとそれが達成できないんだ)
これはどういう意味と解釈すればいいかなぁ 難しいわ
91: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/25(土) 01:48:18.37 ID:GRLvhu390.net
坊の父親は?
93: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/25(土) 02:11:57.19 ID:pW4JDVUr0.net
>>91
>>45でも言及しているけど、シナリオ上たぶん父親は必要ないんだ
「カオナシ」の亜種であるところの(=「ニート」の別の側面を描いている)「坊」は、
母(実際には「ばあば」だけど)の過干渉に埋もれて、クッションの中で生活している
彼の主張は「おんも(外)には悪い病気がいる」だ
ただしこの坊、力はやたら強いんだ
これらの特徴から鑑みて、坊のキャラクターは「母の過干渉によって成長しきれなかった息子」じゃないかな
ここで父ではなく母なのは、あくまで象徴的なレベル(駿さんの思い込みのレベル、ともいう)においては
子を甘やかす役割は母にあって、父はむしろ厳しく叱るべき存在だからだ
その意味で、駿さんが描きたいことに「父」は必要とされなかったんだろう
だから答えは「シナリオ上存在しない」ということになるかと思います
>>45でも言及しているけど、シナリオ上たぶん父親は必要ないんだ
「カオナシ」の亜種であるところの(=「ニート」の別の側面を描いている)「坊」は、
母(実際には「ばあば」だけど)の過干渉に埋もれて、クッションの中で生活している
彼の主張は「おんも(外)には悪い病気がいる」だ
ただしこの坊、力はやたら強いんだ
これらの特徴から鑑みて、坊のキャラクターは「母の過干渉によって成長しきれなかった息子」じゃないかな
ここで父ではなく母なのは、あくまで象徴的なレベル(駿さんの思い込みのレベル、ともいう)においては
子を甘やかす役割は母にあって、父はむしろ厳しく叱るべき存在だからだ
その意味で、駿さんが描きたいことに「父」は必要とされなかったんだろう
だから答えは「シナリオ上存在しない」ということになるかと思います
96: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/25(土) 02:18:01.81 ID:GRLvhu390.net
>>93
なるほど。
あの三段ダルマみたいなのが親父だったら、面白いな。
なるほど。
あの三段ダルマみたいなのが親父だったら、面白いな。
97: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/25(土) 02:22:44.47 ID:pW4JDVUr0.net
>>96
それは…ベッドの中が非常に興味深いことになるな
あの三段ダルマはなんだったんだろうね?
まだまだ千と千尋の謎はたくさんあるなぁ
それは…ベッドの中が非常に興味深いことになるな
あの三段ダルマはなんだったんだろうね?
まだまだ千と千尋の謎はたくさんあるなぁ
98: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/25(土) 02:26:07.43 ID:GRLvhu390.net
>>97
三段ダルマって、家庭内の親父そのものだよ。
喋らない、意味もなくゴロゴロ。まあ、敵には立ち向かう。
確かに、謎=想像が広がる作品だね。素晴らしい!
三段ダルマって、家庭内の親父そのものだよ。
喋らない、意味もなくゴロゴロ。まあ、敵には立ち向かう。
確かに、謎=想像が広がる作品だね。素晴らしい!
100: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/25(土) 02:37:27.29 ID:HXl4UKM40.net
>>98
三段ダルマは父親像を表しているのかもね
おもしろいw
三段ダルマは父親像を表しているのかもね
おもしろいw
99: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/25(土) 02:27:42.48 ID:HXl4UKM40.net
>>93
なるほどね、坊はずっーと過保護に育てられた息子で、本当の姿は18才くらいかもしれないんだねw
初めて観たとき、覚醒した千尋が坊にキスかなんかすると、坊も龍か何かに変身するのかなーって思いながら見てたよ。
なるほどね、坊はずっーと過保護に育てられた息子で、本当の姿は18才くらいかもしれないんだねw
初めて観たとき、覚醒した千尋が坊にキスかなんかすると、坊も龍か何かに変身するのかなーって思いながら見てたよ。
101: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/25(土) 02:38:11.36 ID:pW4JDVUr0.net
>>98
確かに言われてみれば、家でゴロゴロ、仕事もしない
そのくせこっちの行動はジロジロ見てる感じ…家庭内の父親だね。
推理物なんかもすごく好きなんだけど、あのジャンルでの謎は基本的には「作中で問われる」謎で
クライマックスではその謎はすべて消費され尽くしてしまう
でもそうではない場合は、謎はいつまでたっても消費され尽くすことはないんだ
それがいいよね、作品が永遠になる
>>99
なんだか千と千尋のキャラクターって、「あーわかる、こういう人いるわ、ネットとかで見たことある」みたいな
絶妙なリアリティがあると思うんだよね
坊なんかもそうで、いわゆる俗語としての「アダルトチルドレン」みたいなものに類する存在なんだろうなって感じがすごくする
千尋はキスをしなかったけど、彼女と一緒にお出かけしたことで坊は外を歩くようになったね
龍にこそならなかったけど…
確かに言われてみれば、家でゴロゴロ、仕事もしない
そのくせこっちの行動はジロジロ見てる感じ…家庭内の父親だね。
推理物なんかもすごく好きなんだけど、あのジャンルでの謎は基本的には「作中で問われる」謎で
クライマックスではその謎はすべて消費され尽くしてしまう
でもそうではない場合は、謎はいつまでたっても消費され尽くすことはないんだ
それがいいよね、作品が永遠になる
>>99
なんだか千と千尋のキャラクターって、「あーわかる、こういう人いるわ、ネットとかで見たことある」みたいな
絶妙なリアリティがあると思うんだよね
坊なんかもそうで、いわゆる俗語としての「アダルトチルドレン」みたいなものに類する存在なんだろうなって感じがすごくする
千尋はキスをしなかったけど、彼女と一緒にお出かけしたことで坊は外を歩くようになったね
龍にこそならなかったけど…
94: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/25(土) 02:13:43.05 ID:RLYPhH2V0.net
なんで千尋は名前忘れなかったの?
95: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/25(土) 02:17:40.13 ID:pW4JDVUr0.net
>>94
あれ、忘れてなかったっけ
忘れてて、でもハクに返してもらった自分の服に挟まれてた
転校前の学校の友達のカードに書かれていた「ちひろ」というのを見て
「ちひろ? ちひろって… わたしの名だわ!」ということになったんだ
ハクは、千尋が「社畜」化しそうなところを止めてくれたと考えてよさそうだね
あれ、忘れてなかったっけ
忘れてて、でもハクに返してもらった自分の服に挟まれてた
転校前の学校の友達のカードに書かれていた「ちひろ」というのを見て
「ちひろ? ちひろって… わたしの名だわ!」ということになったんだ
ハクは、千尋が「社畜」化しそうなところを止めてくれたと考えてよさそうだね
103: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/25(土) 08:56:36.25 ID:XPy03sxU0.net
イモリの黒焼きについて教えて
あと劇中で出てくる食べ物についても
あと劇中で出てくる食べ物についても
104: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/25(土) 16:20:54.44 ID:WfN3NedC0.net
千尋の名前については、契約書に書いた漢字を間違ってたから完全には奪われなかったんじゃないかっていうのをどっかで見たことあるな。
105: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/25(土) 19:14:22.34 ID:hrfqszgF0.net
へー間違ってたっけ?今度DVDでチェックしてみよ
ただ、自分の名前って漢字だからってあんまり間違えないような…
結構親とかしっかり教えるもんだと思ってた
ただ、自分の名前って漢字だからってあんまり間違えないような…
結構親とかしっかり教えるもんだと思ってた
106: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/25(土) 21:51:24.63 ID:8wws912Y0.net
たしか、荻野の荻が間違ってたと思う。
わざとなのかただ単に間違えたのかはわかんないけど。
わざとなのかただ単に間違えたのかはわかんないけど。
107: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/26(日) 01:08:25.46 ID:MTGRnDyi0.net
>>106
ようつべで見たけど解像度悪くてはっきりとは分からんけど
荻の字の火の部分が大に見えるわ
ファンてよく見てんだなぁ
ようつべで見たけど解像度悪くてはっきりとは分からんけど
荻の字の火の部分が大に見えるわ
ファンてよく見てんだなぁ
108: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/26(日) 20:34:33.00 ID:9kC571Ja0.net
>>107
火の部分は犬だったと思うよ
火の部分は犬だったと思うよ
109: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/26(日) 20:41:56.62 ID:t6xHD0vX0.net
ざっとしか読んでないけど、現代に当てはめて考えてるのが面白いね
民俗学的な見解しか知らなかったから、ハク≒社畜でカオナシ≒ニートっていう発想に驚かされた
民俗学的な見解しか知らなかったから、ハク≒社畜でカオナシ≒ニートっていう発想に驚かされた
110: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/27(月) 00:24:07.48 ID:JDHPUKnS0.net
このスレがこんな何日も続くとは思っていなかった
>>1です
>>102
安倍公房と千と千尋の世界観というか、
与える印象はとても近しいものがあるような気がするね。
安倍のほうがより文字性というか戯曲性に重きを置いている感じはするけど
>>103
えーっと漢方なんだっけ
シナリオ論としては特に言うこともないものだけど…
むしろあれは演出の上で必要とされた装置だったのかなとは思う
つまりリンはじめ、特別人間と外見上の差異がない奴らも
人間とは違う、怪異みたいな存在なんだっていうのを直感的に理解するために
「イモリの黒焼きをボリボリ食べる」という演出が加えられたのかと
「食」全般で何かを言うなら、それがこのシナリオ論で果たすもっとも重要な役割は
「給与」(褒賞)としてのものかな
千尋の両親が食べた中華料理、千尋の食べたおにぎり、カオナシの食べた豪勢な食事
すべて同じ「食事」なのに、おにぎりはおいしく食べて特別罰はないけど
他二つは食べたことに対する「罰」がある(カオナシの場合は「苦団子」を食べさせられたこと)
もちろんそれは、「働いた」者だけが食事をとることができるということだ
「働く」ことを存在のテーマにしている油屋の世界では、与えられるだけの存在というのはあり得ない
まさに「働かざる者食うべからず」なんだ
ちなみに、苦団子の機能を「処罰すること」だとすると、駿さんが勤労に関して考えていることがもうひとつ明らかになる
作中で苦団子を食べさせられたキャラクターはもう一人いる、もちろんハクだ
ハクが侵犯したルールは魔女の契約印を盗んだこと
つまり駿さんはただ働けばいいって言ってるんじゃなくて、
「違法行為」というか、「あこぎな商売」みたいなことでは行けませんよと考えているとも読み取れるね
>>104->>108
>>108の言う通り、「荻野千尋」の荻の火の部分を「犬」と書いてるんだ。
ともかく駿さんの立場に立って考えると、わざわざそんな間違いを仕込んであるんだから
それが理由で湯婆婆が名を完全には奪い損ねた、というのはそれなりに説得力のある話だと思う
しかしそれをハクやリンが教えた、というのは、その根拠が映画内にはないので
千尋が単に間違えたんだと解釈していいと思うし、
つまり駿さんはちょっとした小ネタ程度の感覚で仕込んだと考えていいと個人的には思います
もちろんテーマ上「名前」というのは、自分の個性とか、魂そのもの、とでも言うべきもので
ハク的な社畜の定義としてはこの名前を失くしてしまったら社畜だ
>>109
ありがとう!
前に述べていたプロップの説明を抜きにしても、作中に出ているヒントもある程度裏づけてくれると思ってる
作中で処罰されたものと褒賞を与えられたものを書きだしてみると、
そこに「懸命に働いたかどうか」という軸がある気がしたんだ
それに湯婆婆や銭婆が繰り返し述べている「この世界の決まり」というのもヒントだった
でもまだ確定できないことも多いんだけど…
湯婆婆と銭婆の違いとかね
>>1です
>>102
安倍公房と千と千尋の世界観というか、
与える印象はとても近しいものがあるような気がするね。
安倍のほうがより文字性というか戯曲性に重きを置いている感じはするけど
>>103
えーっと漢方なんだっけ
シナリオ論としては特に言うこともないものだけど…
むしろあれは演出の上で必要とされた装置だったのかなとは思う
つまりリンはじめ、特別人間と外見上の差異がない奴らも
人間とは違う、怪異みたいな存在なんだっていうのを直感的に理解するために
「イモリの黒焼きをボリボリ食べる」という演出が加えられたのかと
「食」全般で何かを言うなら、それがこのシナリオ論で果たすもっとも重要な役割は
「給与」(褒賞)としてのものかな
千尋の両親が食べた中華料理、千尋の食べたおにぎり、カオナシの食べた豪勢な食事
すべて同じ「食事」なのに、おにぎりはおいしく食べて特別罰はないけど
他二つは食べたことに対する「罰」がある(カオナシの場合は「苦団子」を食べさせられたこと)
もちろんそれは、「働いた」者だけが食事をとることができるということだ
「働く」ことを存在のテーマにしている油屋の世界では、与えられるだけの存在というのはあり得ない
まさに「働かざる者食うべからず」なんだ
ちなみに、苦団子の機能を「処罰すること」だとすると、駿さんが勤労に関して考えていることがもうひとつ明らかになる
作中で苦団子を食べさせられたキャラクターはもう一人いる、もちろんハクだ
ハクが侵犯したルールは魔女の契約印を盗んだこと
つまり駿さんはただ働けばいいって言ってるんじゃなくて、
「違法行為」というか、「あこぎな商売」みたいなことでは行けませんよと考えているとも読み取れるね
>>104->>108
>>108の言う通り、「荻野千尋」の荻の火の部分を「犬」と書いてるんだ。
ともかく駿さんの立場に立って考えると、わざわざそんな間違いを仕込んであるんだから
それが理由で湯婆婆が名を完全には奪い損ねた、というのはそれなりに説得力のある話だと思う
しかしそれをハクやリンが教えた、というのは、その根拠が映画内にはないので
千尋が単に間違えたんだと解釈していいと思うし、
つまり駿さんはちょっとした小ネタ程度の感覚で仕込んだと考えていいと個人的には思います
もちろんテーマ上「名前」というのは、自分の個性とか、魂そのもの、とでも言うべきもので
ハク的な社畜の定義としてはこの名前を失くしてしまったら社畜だ
>>109
ありがとう!
前に述べていたプロップの説明を抜きにしても、作中に出ているヒントもある程度裏づけてくれると思ってる
作中で処罰されたものと褒賞を与えられたものを書きだしてみると、
そこに「懸命に働いたかどうか」という軸がある気がしたんだ
それに湯婆婆や銭婆が繰り返し述べている「この世界の決まり」というのもヒントだった
でもまだ確定できないことも多いんだけど…
湯婆婆と銭婆の違いとかね
111: 109@\(^o^)/ 2014/10/27(月) 01:48:51.63 ID:VKSAuNDX0.net
湯婆婆と銭婆の違いって正直ない気がするよ。「二人で一人前」と銭婆が言ってるように、千尋の成長譚においてこの二人は二人で一つの試練だったんじゃないのかな
1が『古事記』分かるならだけど、これってすごく根の国訪問に似てると思わん?(成長譚なんだから当然だけどさ)
千尋が主人公であるオオナムジ、ハクが援助者のスセリビメなら試練を与えるスサノオは湯婆婆になるよね
でも、スサノオは試練の最後に(オオナムジが盗んだとも言えるけど)生大刀、生弓矢、天の詔琴を与える。つまり
湯婆婆→油屋で働かせる(試練)
銭婆→髪飾り(レガリア、成長の証)を渡す
で、二人で一つの試練って考えられると思う
そんなことは既に知っているって感じだったらごめんw
あと、ラストシーンは浦島太郎現象(常世に行って戻ってきたこと)を分かりやすく表現しただけじゃないのかなぁ
車を木や草が覆ってたのは、ここでは人間の作った鉄器より自然の方が強いことを示している、とか?
千尋たちがあそこに辿り着いたのは自分らの意思じゃなく、強い何かに魅入られ引き摺り込まれたってのを表してるのかも…
1の考察すごく面白かった!
自分は『古事記』と重ねてしかこの物語を見てなかったから、目から鱗なことばかりだよ
1が『古事記』分かるならだけど、これってすごく根の国訪問に似てると思わん?(成長譚なんだから当然だけどさ)
千尋が主人公であるオオナムジ、ハクが援助者のスセリビメなら試練を与えるスサノオは湯婆婆になるよね
でも、スサノオは試練の最後に(オオナムジが盗んだとも言えるけど)生大刀、生弓矢、天の詔琴を与える。つまり
湯婆婆→油屋で働かせる(試練)
銭婆→髪飾り(レガリア、成長の証)を渡す
で、二人で一つの試練って考えられると思う
そんなことは既に知っているって感じだったらごめんw
あと、ラストシーンは浦島太郎現象(常世に行って戻ってきたこと)を分かりやすく表現しただけじゃないのかなぁ
車を木や草が覆ってたのは、ここでは人間の作った鉄器より自然の方が強いことを示している、とか?
千尋たちがあそこに辿り着いたのは自分らの意思じゃなく、強い何かに魅入られ引き摺り込まれたってのを表してるのかも…
1の考察すごく面白かった!
自分は『古事記』と重ねてしかこの物語を見てなかったから、目から鱗なことばかりだよ
112: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/27(月) 02:41:09.69 ID:Xo+kY0440.net
何学部?
113: 1@\(^o^)/ 2014/10/28(火) 00:45:35.35 ID:G1s/AK4F0.net
>>111
確かにその通りだ
根の国訪問のことはぜんぜん知らなかった(というか古事記満足に読んだことない…)けど、
試練-成長-褒賞という構造がまったく一緒だ!
もしかしたら駿さんが銭婆をわざわざ別のキャラとして設置した理由はこの構造にあるのかもしれない
試練を与えた「雇用主」は湯婆婆だから、褒賞を与える「給与授与者」もまた「雇用主」でなければならない
でもあんなに怖くて厳しい描き方をしていた湯婆婆に安易に優しいキャラを演じてもらうと、
なんだか話が安っぽくなりそうだ
「なんだ、最初の怖いのはこけおどしで、実はみんな優しい人だったんじゃないか」って
だから湯婆婆の「褒賞を授与する者」としての人格を独立させる必要があったのかも!
>>111のおかげでなんかわかった感じがする!
ラストシーンはやっぱりその線かなぁ シナリオというよりは演出上の問題かな
「自然の逆襲」というのもすごく面白い解釈だね
こちらこそ>>111を読んで面白かった! ありがと~~
>>112
国際系! なので大学でやってることとこのシナリオ解析はぜんぜん別ww
ドイツとか旧チェコスロヴァキアとかの歴史を研究してます
確かにその通りだ
根の国訪問のことはぜんぜん知らなかった(というか古事記満足に読んだことない…)けど、
試練-成長-褒賞という構造がまったく一緒だ!
もしかしたら駿さんが銭婆をわざわざ別のキャラとして設置した理由はこの構造にあるのかもしれない
試練を与えた「雇用主」は湯婆婆だから、褒賞を与える「給与授与者」もまた「雇用主」でなければならない
でもあんなに怖くて厳しい描き方をしていた湯婆婆に安易に優しいキャラを演じてもらうと、
なんだか話が安っぽくなりそうだ
「なんだ、最初の怖いのはこけおどしで、実はみんな優しい人だったんじゃないか」って
だから湯婆婆の「褒賞を授与する者」としての人格を独立させる必要があったのかも!
>>111のおかげでなんかわかった感じがする!
ラストシーンはやっぱりその線かなぁ シナリオというよりは演出上の問題かな
「自然の逆襲」というのもすごく面白い解釈だね
こちらこそ>>111を読んで面白かった! ありがと~~
>>112
国際系! なので大学でやってることとこのシナリオ解析はぜんぜん別ww
ドイツとか旧チェコスロヴァキアとかの歴史を研究してます
26: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 21:25:06.74 ID:lwGv9XJd0.net
これは良スレ
1001: 厳選記事 2020/01/01 00:00:00 ID:akb48matomemory
1:
AKB48まとめもりー
2014年11月21日 20:35
返信
マレビト的な…。
・向こうの世界の食べ物を食べる
・名前を知られる(奪われる)
・異形を招き入れる行為をする
・贈り物を授かる(結果的に助けられる)
・元の世界へ帰るための試練を受ける
という…書き出してみるとものすごいセオリーの数々。
湯屋とかはどうでもいいポイント。
2:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月21日 20:38
返信
3:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月21日 20:42
返信
4:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月21日 20:54
返信
関連性考察より
一人の女の子の成長の物語なのだ。
謎は謎のままでいい。
海外ファンタジーとかも無意味な
登場人物とか多い。
なんでもかんでも関連づけたがるのは
最近のマンガやミステリーが伏線回収や
ストーリー構成が見事なものが多いから
それがない=駄作みたいな風潮だから
ではないかしら。
5:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月21日 21:22
返信
今まで何度も金ローを録画してきたがおそらく今回の色合いが本来のいろなんだと思う
なので初めて頭から見ようと録画してある
DVDなんて赤すぎて見るの5分でやめてそれ以来触ってすらいない
6:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月21日 21:46
返信
だけど面白いから好きだわ
7:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月21日 22:08
返信
あくまでパヤオがどう千尋を動かしたいかで決まったいわば後付けストーリーで深い意味はない
いわば王道RPGのそれと同じ
まあこういった考察は個々人の勝手だし面白いと思うからいいんだけど
8:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月21日 22:24
返信
クラバートのパクリだから。
9:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月21日 22:28
返信
10:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月21日 22:33
返信
ファンのほとんどがこういうのを鵜呑みにして流行ったのがエヴァ
ファンの間でかなり考察や解釈があったけど庵野が完全否定しちゃうパターン
11:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月21日 22:34
返信
12:
お祭り好きの電氣屋
2014年11月21日 22:38
返信
極限状況での塩おむすびのうまさは本当に異常。
この間でもそんな話をしていて結局そこに意見の一致を見た。
13:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月21日 22:47
返信
ボーイスカウトで極限状態にまで飢えるってどういうこった
14:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月21日 23:07
返信
でも頑張って考えたんだなってのは
伝わってくる
15:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月21日 23:14
返信
16:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月21日 23:16
返信
17:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月21日 23:28
返信
あの世界でケガレを落とすことで自分がどこから来てどこへ向かうべきかをわかるようになる
18:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月21日 23:28
返信
わざわざコメ欄まで来て書き込みなんかせずに戻るクリックすりゃいんだよ
19:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月21日 23:36
返信
酒でものんでんのか
20:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月21日 23:38
返信
21:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月21日 23:43
返信
特に宮崎世代にとっては「西と東」ってのは誰もがすぐにイメージする構図だから説明するまでもないと思ってるだろうけど、平成生まれからするとなかなか思いつかないかもね。
湯屋の方は企業然としてて活気が溢れ、金が大好きな欲望の象徴。
子供は中国の小皇帝のようで、あの顔達はおこぼれ狙いのイエスマンの重役。
かたや銭婆の方は、片道切符で乗客はいかにも負け組。
電気でなくランタン、音のない山奥でひっそりと、でも豊かに暮らす。
欲望と人間らしさ、都会と田舎、その両方が人間には必要なのに、今は偏ってる(どちらかと言うと欲望に)って構図になってるんだ。
22:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月21日 23:48
返信
23:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月21日 23:56
返信
あれは物語を分析するのには有用だよね
でもそっから一歩も進めないのがあの人の理論の問題なんだよなぁ
24:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月22日 00:17
返信
25:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月22日 00:19
返信
ソースもどっかで見た気がしたけど・・・
26:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月22日 00:23
返信
若返りが第一義だけどそういう意味でもおかしくない
27:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月22日 00:29
返信
中二病こじらせるとこうなるのかな?
28:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月22日 00:33
返信
29:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月22日 00:52
返信
でも境界という意味合いなら門入ってすぐの枯れた川が境界線の役割を果たしていると思っていたんだが。
30:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月22日 01:11
返信
でも、帰りのトンネルでまたお母さんにしがみ付いたのは、
やっぱり千尋はまだ子どもで、お母さん達に会えて安心したのと
今までの出来事を考えて整理がつかずに複雑な表情なんだと思う
成長ってそんなに簡単な物じゃないもんね
宮崎駿は表現がスゴく上手い
コハク川と千尋の記憶の場面がなぜかスゴく切ない
31:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月22日 01:53
返信
荒唐無稽だから面白いんだろ
32:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月22日 02:19
返信
帰るとき後ろを振り返るな、ってのも古事記にあったよね。だから古事記と比較してたわ。
日本人の感覚とか、無意識の文化を表現するのが上手いよね。
33:
…
2014年11月22日 02:35
返信
それ以下の蛙爬虫類の人達が働いてる
大根じゃがいもみたいな神様いたし。風〇ってのは、大阪の昔から残ってる風〇屋の外見を参考にしただけで違う
34:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月22日 02:38
返信
>>1も半分ネタで言ってるだけでしょ
頭ごなしに否定してるのは理解できてない馬鹿
国語の勉強しようね^^
35:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月22日 02:42
返信
ジブリ好きだから
かおなし⇒ 無垢 無邪気 邪気 空腹など感情の神様って思う 行動から…
と坊やがなんだかってのも違うし
建物は 大阪の神秘的な元風〇のを参考にしたからだよ
最後のトンネルは、行きの回想と現実に戻る意味で 同じシーン
車は葉がふりかかり風で砂ほこりがあっただけで 現実時間は一時間遅れたぐらいだよ
初期の続きは 引越し屋さんがもう家にいて遅れたわ~って感じで終わり
36:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月22日 02:45
返信
37:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月22日 02:47
返信
ただの神様の癒す温泉旅館でしょ
現実社会の問題を合わせて書いてるわけじゃないよ駿は
そういう勘違いが ファンからしたらうざい
ただのファンタジーだろ
38:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月22日 02:51
返信
私は普通に説明本とか買ってるから読めばだいたい書いてるし、考え逝きすぎ、ただのファンタジー
子供がみるものだし
あとポニョも震災予言とかいう人いるが偶然だし あそこ天国ではないからね
39:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月22日 03:08
返信
高学歴の人だと一言もなしに無視するか面白いと乗ってくるかのどっちかになるよね
高学歴ってことはこれまで勉強でこういう考察似たプロセスのことを何度もやらされてるから慣れと飽きがあるから耐性高いし内容も学術的な意見に偏る
低学歴だとそれまで考えて物を見るということがないから慣れてない=異質に感じて拒絶する。周りに語りたがるオタクがいてもそいつらも低学歴=知識が浅くて独りよがりな解析だからただの妄想にしかなってなくて気持ち悪いと感じる
こういう土壌でコメ欄の意見が分かれてるんじゃないかな!
40:
2014年11月22日 03:10
返信
41:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月22日 03:22
返信
それだけだとどんな恣意的な解釈も可能になってしまう
だからこそ評論家は作家のインタビューとか関連書籍とか細かな情報を引用して
自説を補強する必要がある
>>1も少しはそういうアプローチもした方が説得力がでると思う
42:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月22日 03:23
返信
もう一方のまとめで“消えた本当のラスト”で盛り上がって
まとめコメ400越えとるぞ 割と半々に意見が分かれとるw
43:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月22日 03:41
返信
44:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月22日 03:45
返信
油屋はユダ金 そのものの仕組みで
湯婆婆はロック
銭婆はロスチャ
カオナシはサタン
なんて妄想をw
45:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月22日 03:45
返信
46:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月22日 04:14
返信
47:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月22日 04:54
返信
48:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月22日 05:00
返信
49:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月22日 08:25
返信
・胎内に通じる産道では息が出来ないから息を止めた。湯屋のお湯は羊水のこと。
・両親がブタになったのは千尋が無意識に両親=醜い=ブタと見ていたからで、最終的に両親を両親として認められたからこの中(ブタの群れの中)にはいないという答えになった
・顔無しは親の愛情を受けられず生まれることができなかった子ども。だから自分が生まれるために気に入られようと自分に付加価値を付けて人間の女にアピールした
50:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月22日 08:56
返信
51:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月22日 09:14
返信
ポニョの時も「死後の世界など哲学的なテーマを投げかけつつ子供の目からは冒険物語として自然に受け入れられる二重構造を表現するのが難しかった」と久石譲が言ってるし
宮崎駿は多分考えて作ってる
考察とか嫌いな人は表のストーリーだけ楽しめばいいと思うよ
52:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月22日 09:44
返信
とんでも考察とか都市伝説は好きじゃないが。
言われればDQ6の主人公とバーバラとたしかに似てるかもね。あんま関係ないがバーバラ、マスタードラゴン説あるしハクも龍になれるし。
勿論パクったパクられたとか言う気はまったくないけどね
53:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月22日 09:46
返信
なんでも答えを用意しておくんじゃなくて含みを持たせたり謎を残すってのも作品に深みを持たせるって意味では有効なんだねぇ
54:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月22日 10:08
返信
ファンタジーは「ゆきてかえりし物語」、千尋は行って、帰ってきた。そんなくらいでいいよ
55:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月22日 10:51
返信
56:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月22日 11:08
返信
宮崎駿 「千と千尋は性産業の物語。日本のマスコミは性産業のテーマを伝えない。」
57:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月22日 11:45
返信
これは巧妙なスクエニのステマ
58:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月22日 12:00
返信
ポニョにも他の意味があったのか しかも哲学か
今までのを見ていて、宮崎駿が意味がないものを作る訳がないよね
表面的に見たら、主人公の冒険・成長物語だから子どもも楽しめるけど
大人になってからみると、え これってこういうこと?これを表してたのかな
とか他の人の性格や設定までよく作られてるから
読み取りが深くできたり、想像が広がって面白いよね
59:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月22日 13:06
返信
60:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月22日 13:14
返信
この>>1は外に出た方がいいよマジで
ただのアニメなのに・・つか制作者生きてるのに考察とかw
もっと他に考えることあるんじゃね?
61:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月22日 14:57
返信
うーん
学歴とは関係ないでしょうに。
すごく偏った意見ですね。
低学歴だと決めつけて意見を拒絶してる所がブーメランですねー(笑)
62:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月22日 16:06
返信
同意。オタ臭いというかリアルにオイイイイィ!!とか言っちゃう銀たま腐と似たような不快感。
なんつーかあくまで考察っていう前提じゃなくこうなんだ!って決め付けが強くて最後まで見てられなかったわ。
63:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月22日 16:51
返信
こういう考察も、映画を見たあとの余韻に浸れるというか、余韻、波紋、心地良い残響、そういう気持ちになる人が多い、そういうふうに作った素晴らしい作品てことじゃないかな
α波が出て深くリラックスする効果が或る作品と思う
64:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月22日 17:19
返信
日本版「プレミア」の2001年6月21日号で、監督本人が“「今の世界として描くには何がいちばんふさわしいかと言えば、それは風・俗産業だと思うんですよ。日本はすべて風・俗産業みたいな社会になってるじゃないですか」”と答えているらしいのだ。
「ロマンアルバム 千と千尋の神隠し」のインタビューでも、湯屋に大浴場がない理由を聞かれて、こう答えている。
出典
今夜金曜ロードSHOW「千と千尋の神隠し」7つの謎、舞台はほんとに風・俗産業!? - エキレビ!
65:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月22日 17:33
返信
66:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月22日 19:27
返信
67:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月22日 19:57
返信
ハクの社畜呼ばわりはなんかワロタ
68:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月22日 21:14
返信
69:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月22日 21:14
返信
70:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月22日 22:04
返信
千尋は最初の車のシーンで、やる気の無いだらけたキャラだったからさしずめニートを表す。つまり、糞ニートども働けやゴルァって言いたかったんでしょ。
71:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月22日 23:02
返信
大人と子供の対比
権力者の後継である坊が千尋に絆されて
あの狂った世界を変えていくという希望を残す映画
72:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月22日 23:22
返信
妄想・考察する分には自由だし、これが公式だなんて言ってないんだから好きにやらせりゃいいのに。
まあ気持ち悪がるのも個人の自由か。
73:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月23日 00:30
返信
74:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月23日 00:51
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75:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月23日 01:53
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村上春樹の『海辺のカフカ』なんかと同じで、出来事の謎は謎のまま受けとめて、子どもの成長を描いた作品として受けとめる方が穏当なんじゃないかな。子どもの世界って無秩序で何でも起きうるけど、そこには子どもなりの筋と試練がある。通過することで子どもは確実に成長するけど、でも一足飛びに大人になるわけでもない。末尾でお母さんに会えれば、また子どもに戻っちゃう(これは全く失敗ではないと思う)。そういう繰返しで、ちょっとずつ世界との距離感をつかんでいく、成長譚なんじゃないかな。
76:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月23日 05:56
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でも、少し強引になんでも意味付けしようとしすぎてないかい?
おにぎりのシーン、あれはようやく「自分の知っているハク」に会えて、心細くて張り詰めていた気持ちが一気に緩んだからだろう
何かを示唆するようなシーンではないよ
と思った
そういえば千尋って私と同い年くらいだなぁ
77:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月23日 05:57
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78:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月23日 07:04
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79:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月23日 09:31
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80:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月23日 18:05
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81:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月23日 20:58
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82:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月23日 21:16
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金曜ロードショーを見て、民俗学的見地からの考察も浮かんだから書いてみるよ。『千と千尋~』を物語として見た場合の油屋の考察。
まず、油屋=桃源郷。理由は、四季の花が同時に咲いているから。
昔話『見るなの座敷』の様に、一つの建物に四季が同時に存在する。そこは異界であり、入った者は極楽のような心地よさを感じる。
昼間、人間社会(此界)で頑張ってきた神様は、夜、油屋(桃源郷・異界)に来て疲れを癒すのだろう。
湯屋に来る神様はおしら様や、春日様、なまはげっぽいのとか沖縄の泥祭りっぽいのとか、日本の神様が各地から来ているのだろうと思わせられる。
他にも、
・息を止めている間は姿が見えない
・悪い者は、招かれなければ入って来ることができない
・同じ○○の中から本物を選べ
とか、昔話の約束事だらけで面白いよ!
千の生理説をネットで見たけど、それは否定したい。血は穢れだからね。そんな子を神様の前には出せないよ。
83:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月23日 21:45
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あそこを観ると妙な胸騒ぎと正体のわからない不安に襲われる
84:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月23日 22:02
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考察しないのお前ら?
かわいいとか、絵が綺麗とか、萌えアニメ気分で見てるの?
85:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月23日 23:43
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1は宮崎監督のインタビューや創作に対する意識を本なんかでも補完すると、きっと意見を受け付けない人にも受け入れやすくなると思った。
論文の書き方で参考文献や、どこにその記述があったか書いて置くのと同じやり方。
宮崎監督自身が霧の向こうの不思議な街を創作の原点にしたていってるし、私は宮崎監督は基本的に物語の構造を理解して作ってる人だと思ってる。
映画を作る人は、多分理解して製作していると思うよ〜、
86:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月24日 01:25
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読んでて脳みそ重くなった気がする
87:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月24日 17:39
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88:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月24日 22:23
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なのでこのスレは面白かった
ポニョとハウルでもこういう考察スレ読んだけど面白かったなぁ
89:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月25日 12:05
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ほかシリーズの考えも見てみたい
90:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年11月27日 04:11
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有史から今に至るまで時代は変われど、人の中身自体はさほど変わらない。宮崎駿の映画はそういった、根源にある不変性から生じる問題に対峙している。
91:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年12月03日 13:26
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映画公開時のプレミア誌のインタビューで本人がそう言ってる
・今の大人で立派な人なんかいない
・若い子は~ 嬢みたいのばっか
・日本人の性は本来あっけらかんとしてて、現在の抑圧された性意識は米国に押し付けられた云々…
92:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年12月10日 01:28
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「駿さんという人の偏った、不正確なニート観が出ている気がするのは確か」
駿のニート観?勝手に他人の観点を決めてしかもそれが違ってるって凄い暴論w
93:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年12月10日 01:39
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どんだけ無職ニートが憎いのか知らないけど、自分の意見(しかも憎悪)を他人に代理させるって精神病のはじまりだぞ
94:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2014年12月11日 09:00
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これ以降のジブリはなんか普通のキャラばっかり
カオ ナシに食われるカエルですら記憶にこびりついてるのに
ポニョがどんなのだったか思い出せない。
95:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2015年01月02日 02:33
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働く若者である千の裏返し、
若者の消費者として側面の方が納得できる気がする。
96:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2015年01月02日 13:12
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97:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2015年01月15日 21:33
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読んでたら止まらなくなっちゃいました‼︎
今までわただ見ていただけの話が自分の中でここまで面白い話だったんだと改めて実感しました‼︎
本当に面白かったです‼︎
ありがとうございます‼︎
98:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2015年02月02日 22:13
返信
99:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2015年02月15日 14:49
返信
100:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2015年02月27日 14:43
返信
101:
名無しさん@NEWSまとめもりー
2015年04月09日 03:03
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この一連の流れを楽しく興味深く拝見致しました。
なんとなく、これまでの駿さんのコメントとかを鑑みて、
駿さんの意識に近い解説だと感心致しました。
つまり、「よのことわり」を守って生きなければならない。
人としての当然の行いを果す、
というシンプルなことと
これらの深い解釈と同一なんだと改めて教えられました。
102:
NEWSまとめもりー訪問者
2015年08月24日 23:30
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1の今までの考察をふまえて考えてみたんだけど、今まで手作業でものを作ってきたアナログ(銭婆)を大量生産可能な機械(湯婆婆)が奪っていく(支配する)…みたいな描写だと思った
両者が全く同じに描かれているのはどちらの技術(存在)も社会にとって必要な存在であることを示しているんじゃないかな
つまり、新しい技術が、技術の進歩だけが最善ではなくて先人たちが現代まで繋いできた旧き技術があってこそで、共存することの意味を問うている 場面だと思ったよ
103:
NEWSまとめもりー訪問者
2017年01月08日 13:21
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【結論】
これは
ただ単に>>!がとんちんかんな妄想を晒しただけ・・・・w
ダメだこりゃw
完
104:
NEWSまとめもりー訪問者
2017年01月21日 01:03
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少なくとも無気力な少女が働いて生きる活力を手にするっていうテーマなのは、パヤオが実際にそういってるし。パヤオほどこだわりの強い性格の人間が、テキトーに何の理由もなく、ランダムな描写をするわけがない。ジブリの映画で、頭を空っぽにして雰囲気だけを楽しむだけで終わってしまう作品は少ないよ。
105:
NEWSまとめもりー訪問者
2017年01月21日 01:04
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これを妄想乙で片付ける人はそれはそれで良いんじゃない、わざわざスレ読まなければええのに時間浪費も良いところだったね。
106:
NEWSまとめもりー訪問者
2017年01月21日 08:29
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107:
NEWSまとめもりー訪問者
2017年01月22日 02:30
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108:
NEWSまとめもりー訪問者
2017年04月24日 00:36
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109:
NEWSまとめもりー訪問者
2019年09月28日 23:45
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